ラッキーというのはいくつかタイプがあると思う。?全くの偶然のタイプと、?誰かが絡んで成立するタイプと、?自分次第でつかめるタイプ。この本は、タイトルにも書いてあるとおり、ただラッキーが訪れるのを待っている受身的な姿勢ではなく、やり方次第で自ら積極的につかみ取るコトのできるラッキーもあるんだよ、というコトを教えてくれている。たしかに「宝くじ」などは運が絡むので、偶然性の高いラッキー。しかしソレ以外のラッキーは自分で呼びこむコトができる。
ラッキーというのは人を伝ってくるモノなので、できるだけたくさんの人と知り合うコトが、ラッキーの起こる可能性を高めてくれる。自分がどうにも停滞している、自分の力だけではどうにもならない時、ソコで自分内にこもってしまうより、他人の世界や新しい場所に飛びこむコトによって、他人の思考、もしくは自分の未知の可能性を引き出してくれるそんな人に出会う可能性も出て来やすくなる。
スピリチュアル的に言えば「波動」なんて言うけど、新しい人と出会えば、良くも悪くも新しい気(エネルギー)を受け取るコトができる。エネルギーの相互補完。これは「お互いさま」。お互いに良いエネルギーを持っていれば、そしてそれを受け取るコトのできる器が自分の中に準備できていれば、その関係は好循環していく。受け取ったラッキーを自分のところで止めず、人に回していくコトで、どんどん良い関係の持てる人たちの輪が広がる。良い関係の持てる人たちが集まってきやすくなる。自分も次に訪れるラッキーを受け入れるコトができる。
よって積極的に人と出会い、新しい世界に飛び込みながら、自分内としてはラッキーを受け入れる準備を怠らない、とこのようにすれば、偶然性の高い「宝くじ」なんかが当たる可能性も高まる「体質」になるのではないか、とこういうコトだと思った。
全くの「運まかせ」にせず、できる範囲で積極的にラッキーを取りに行く、という視点を持ってみても面白いのでは?