柱。
君に「柱」はあるか?
ワタクシは思う。例えば会社人間は、会社という枠組みの中では仕事ができるが、いざその枠組みから抜けたら、いったい何ができるか。会社というのは、設備の整った仕事のしやすい環境がある。他の会社・取引先のつながりもある。ソレは会社が信用されてるから。有名な企業はネームバリューもある。じゃ「人間自身」が信用されてるか。もしフリーになったとして、どれだけつながりがあるのか。保てるのか。定年を迎えて退職して、やるコトがなくなった途端、呆けたようになる。ソレは人として弱くはないのか。
ワタクシは年の初めに、自分の中で「今年はいくつか柱をつくろう」と思った。柱の基礎になる部分をこしらえようと。ワタクシは会社という枠組みに属してないし、たぶんコレから先も、他人の会社に所属する、という考えは今のところはない。人の組織で働くコトにうんざりしてる面もある。だから自ら生きる術を手に入れないといけない。一種、サバイバル術でもある。
自分がそーいう枠組み無しで、会社に属していようがいまいが関係なしで、1ヶの生き物、として何ができるか?ワタクシはコーヒーは淹れられるが、ソレだけだと「柱」としては心もとない、と思うのであと2つばかし柱が欲しい。別に漠然としたモノではなく、一応ハッキリ「コレを柱にしよう」という考えはある。2つばかし、というのは「コーヒー」を加えて3つ最低あれば、屋根は支えられるからだ。4つあればさらにいいが、2つだとグラグラ不安定だ。
現実問題、特にコレからの人はこの「日本」という枠組みも飛び越えて、自分は何ができるのか?というコトを考える必要があると思う。世界各国で。自分がどこにいたとしても、民族が違っても通用する、生きていける、そんな何か。そんな人が強い。「強い」とはこういうコトだと思う。ただ眉間にしわ寄せてやってもつまらない。堅苦しくなる。そーいうモンではない。いろいろな状況を「楽しむ」という視点でやっていくのがいい。1人の人間として「実」を持つ。そういう人にワタクシはなりたい。
君は今、何ができるか?