超ド級の妙案②。〜prologue of Laugh sketch〜
もはや家は財産にならない。何故か。TVを見て欲しい。ホントにハンパな同情なんか何の役にも立たないほど、一瞬にして跡形もなく壊されるのだ。新潟中越地震。ワタクシがあの出来事で得た教訓はコレだ。
「物」の形にしてしまうとこーいうコトになってしまう可能性がある、というコト。特に家、というのは固定のモノで流動性がない。ようは財産、といっても買う人がいなければ売るコトができないモノだ。そして国が一言言えばいかようにでもなってしまう。価値が変わったり、新たに税が課せられたり。そーいう事態がコレからのこの日本で起こる可能性は十分に考えられる。
少子化。まず絶対に日本は下り坂。バブルがピークだった。国の規模が小さくならざるをえない。確実に1人当たりの負担が多くなる時代。直接的に税という形で没収される。ありとあらゆるモノに。そんな時に家など持ってたらハッキリ言って「お荷物」である。
円の価値が下がる。日本は中国に抜かれる。ドルとユーロと人民元、という時代がやがて来る。そんな時に円を持ってても仕方がない。あくまで長期的な話だ。
とだいぶ話がでかく、ソレてしまったが結局田舎に財産として家を買ったとしても、じゃあその田舎にある家なんか誰が買うの?という話だ。都市部なら不動産として価値はあるだろう。買う人もたくさんいるだろう。買う人がいなければ不動産屋も買い取らない。だったら財産とするなら「物」じゃなくて「お金」そのものなのだ。
家を買うにしてもいくらかかる?田舎だから土地はタダ同然だとしても2000万はかかるんじゃないか?実は父親の兄弟は大工の社長なので、コストは抑えられる。その辺もひっくるめて親はワタクシに提案してるんだが、だからつって木材とか最低限かかるモノはかかるワケで、やっぱり1000万のケタではあるだろう。ローンとかで払うのなら、じゃカフェがぽしゃった時どーするの?という。ローン=借金なんだよね。
なので新築というのは可能性薄、として中古の家を買ってリフォーム、という案がある。それでも600万(家代)+600万(リフォーム代)=1200万ぐらいするのではないか?いくら身内でもムリだー!
親の考えでワタクシが「突飛」と言ったのは、家まで買ってしまおうとする考えについて。もちょっと現実的に考えましょうよ、お父さん。結局彼も初期衝動中なんだ(苦笑)。