『ペコロス』のみつえさん。
http://news.goo.ne.jp/article/minkei/region/minkei-nagasaki866.html
週刊朝日に連載されてる漫画『ペコロスの母の玉手箱』の作者、岡野雄一氏(ペコロス)のお母さんであるみつえさんがお亡くなりになられたそうです。
ワタクシは毎週漫画を楽しみにしてたので残念です。この作品は作者であるペコロスこと岡野氏が、お母さんであるみつえさんの介護まんがです。
介護というと「大変だ」とか「苦しい」「つらい」といった言葉ばかりがイメージとして思い浮かびます。また実際介護されてる方から、作品に対して「こんな甘いものじゃない」と批判の意見もあったようです。
けど、ワタクシは介護=大変、苦しい、つらい、といった現実を、まだ介護をしてない人たちに対して、コレから介護をするカモしれない人たちに対して、そういうネガティヴな見方だけではなくこういう見方もあるんだよ、という岡野氏の目線と、今まさに介護をされてる方へのエールであり、負担を少しでも分かち合って、寄り添って、ココロがラクになれて余裕が持てるようになれるように、息抜きができるように、そんなメッセージがこの作品と絵柄には込められてるような、そんな優しさをワタクシは作品から感じています。
岡野氏も現実の介護はキビしかったと思われますが、大変さをそのまま「大変」と表現せずに、笑い飛ばすユーモアに変えられるコト、そういう視点を得られるコト、そういうコトをこの作品は教えてくれます。
ご冥福をお祈りします。安らかにお眠りください。