刀を磨きつづける大切さ。
野球のコトはよく知らないんだけど、今日TVでメジャーリーグの川崎選手のコトが取り上げられてて、ソレとツイッターで、昨日発売のジャンプの『ワンピース』休載の代原漫画への賞賛の声というのがあって。この2つは微妙にシンクロしてるなと思ったので、書くコトにする。
この2つについて共通するコトとして「刀を磨きつづける大切さ」というのがあると思う。
ワタクシの知識的には「イチロー選手がマリナーズに所属してた時の同僚の日本人選手」というくらいのモノでしかなかった川崎選手なんだけど、たぶんイチロー選手がマリナーズを離れた後の川崎選手はスポットを浴びてはいなかっただろうと思われる。でも今回サヨナラタイムリーヒットだったかを放ってチームの勝利に貢献してスポットを浴びた。川崎選手はチーム内でのムードメーカーでもあるようだ。
自分がスポットを浴びない時期も決して腐らないで、むしろ「わたしはオールラウンドになんでもできまっせ!」とアピールをする。どこのポジションでもできるようにしとくんだな。そうやって自分の刀を日々磨き続ける。そうしていつお呼ばれが来てもいいように、常に準備しておく。どこかに欠員ができたら、「おまえやれるか?」「はいやります!」と即返事できるように。
あと大事なのは、「あいつどうかな?」の「あいつ」になるコトだよな。すぐ頭に浮かぶか。ソレには日頃のアピールも必要だし、ソレには信用も必要。毎日の練習とかそういう姿勢・態度を「見てる人」が必要。コレは上司とか上の立場の人だけど。潜在能力とか実力とかある程度見極められる人、そういう人が近くにいるかどうか。コレも重要。そういう人が「あいつ」と思って、「おまえやれるか?」と言う。
かたや代原漫画の漫画家さんについても同じコトが言えると思う。なかなか日の目が見れなくても、あきらめずに刀を磨き続けるコト。ソレを見てる編集者がいる。その漫画家さんの価値を理解してる編集者がいて、ジャンプに空きができたから、「しめた!こいつの作品載せよう」になる。漫画家さんも日の目を見るコトができて嬉しいだろうし、編集者の人も自分が見初めた作品の価値を多くの人に知ってもらって嬉しい、とこうなる。
お座敷に呼ばれる。ソレに応えられる関係。そして求められる役割を果たす。ソコまではある意味「仕事」の最低基準であり最低単位なのカモしれない。だけどコレに「自分」という+αが上乗せできたらなお良い。でも表現してる人なら分かると思うけど、意識しなくても「自分」というのはにじみ出ちゃうモノだけどな。良くも悪くもカモしんないけど。ソレがその人のカラーになってく。