世代交代の化石化。
そいえば偏頭痛で横になりながら、発症前に読んでたGスピリッツのスタン・ハンセン特集について考えとったんだけど(笑)、最近の新日本は世代交代をやめた、てのがあるよな。選手の大量離脱後、永田選手が壁的存在ではあったけど、やっぱり脳の怪我してからその流れをやめたのだろうか。今の新日本はみんな同世代(といっていい)で争ってるでしょ。でも、世代闘争とかてかつての新日本のお家芸的なトコがあったような気がするんだけど。「猪木越え」つって。藤波選手とか長州選手、前田選手。世代闘争てもう時代に合わないのかね?
逆に全日本(系)はしっかり世代交代の流れ。馬場選手→鶴田選手、ライバルとしての天龍選手、鶴田選手→三沢選手、ハンセン選手→小橋選手など、鶴田選手ハンセン選手ウィリアムズ選手らが四天王の壁となって。小橋選手は秋山選手の壁となり、ノアに場を変え、三沢選手、小橋選手、秋山選手が若手の壁となる。全日本(系)はかつてのトップクラスの選手が壁となって若手を引き上げるという仕組みで、新日本はヤングライオンが海外遠征で日本に凱旋してくるとトップどころに絡んでくるという仕組みで。この方法だから、新日本は世代交代のアングルをパスするコトも可能なんだよな。
しかし、もう現状ノアも全日本も「世代交代」は成り立たないアングルとなった、な。
もう10年したら、棚橋選手とか中邑選手とかが若手の壁になるだろうか?でも今はそもそも「下」があまりいないというのもあるね。まだ新日本はいる方だけど。10年後、「上」ばかりが飽和状態になる。