過去があるから今がある。石(意思)が積み重なってココにいる。
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この方がハナシが早い。

糸井さんがほぼ日の「今日のダーリン」(2月11日)でこんなコトを書かれてました。
 『・人が人を選ぶというような場面は、
 世の中にいくらでもあります。
 恋だの愛だののお相手を選ぶことも、そうだし、
 この会社に入ってもらおうかどうしようか、
 というような場合もそうだし、
 賞をもらうとか、賞を与えるということもそうですよね。
 
 選ぶ側も、選ばれる側も、
 どちらも、なかなかの苦労があるはずです。
 選ばれる側の、最大の苦しさは、
 「選ばれるための基準がわからない」ことでしょう。
 選ぶ側の持っている基準については、
 選ばれる側の人びとは、想像するしかないのです。
 
 賞などの場合には、選考の過程とか授賞理由とかを、
 発表することもあったりしますが、
 それでも、それは結果がでてからのことです。
 
 「選ぶ、選ばれる」ということについて、
 ぼくも考えることがよくあるのですが、
 ついに、ひとつわかったんですよ。

 「いざ、選ぶ」という場面を前にして、
 ああしたほうがいいとか、こうするべきだとか、
 直前の作戦やらがんばりやらは、
 ほんとうは、無駄なのではないでしょうか?

 選ぶ側の基準に合わせて、
 じぶんをよく見せるようにしても、
 それは「付け焼き刃」、悪く言えばウソですから、
 相手側の望むものの正反対になるのではないか?
 「率直にじぶんのままでいる人」が、
 選ぶ側の(無意識かもしれない)基準に合ったら、
 それは選ばれることになりますが、
 「選ばれようとして調整されたじぶん」が
 選ばれてしまうのは、互いにとっていいことなのか。
 そんなことを、いまさらながら発見したのです。
 
 「選ばれること」って、ほんとは目的じゃないはずです。
 選び選ばれた先で、互いが喜べることが大事ですよねー。』
そして『桐島、部活やめるってよ』の朝井リョウ氏だと記憶してるけど、どなたかとの雑誌の対談記事で、朝井氏が就活についてこんなコトを言っておりました。
『たいしたやつではないのに、自分をたいしたやつに見せなければいけないのがイヤだ』と、たしかこんなようなコト。ワタクシもまったく同感。
求人誌とか見ても「明るく元気な人、求む!」みたいな決まり文句が並んでいるけど、そもそも世の中そんなに「明るく元気な人」ばかりではないと思うし(笑)。
アレてどうしてなんでしょ?暗い人がそんな自分がイヤだから変えたいという理由で店の接客をやりたいと考えたりする場合もあるワケでね。とくに10代のコとかだと「自分を変えたい」「将来の自分はこういうふうになりたい」ていう「将来の自分」を見据えて職場を選ぶ傾向と目的もあると思う。「働く」てお金だけのためではなく、自分を向上・成長したいというのもあるよね。
かたや雇う側は、今現状働いてる人たちとの人間関係であり和を考えてるんだろうし、お店だったら、お店の雰囲気を崩さない人とか。そうするとどうしてもソコで働きたい!という人は、暗い自分をなんとか明るく振舞ったり、あるいはハッタリをかましたりして、その場をしのごうとする。その気持ちも分らないではない。
でもワタクシはそもそも論として「だったらもう細かいコト抜きにして、働かせたらいいんじゃない?」と思うんだよ。前にも書いたっけ?
履歴書なんてあくまで過去のその人の結果的なモノでしかないし、過程というか履歴書には書けない部分、中身については分からないし、面接だっていかようにも取り繕ったり出来るワケじゃない?そういう演技とか技術が得意な人、長けてる人が結局勝っちゃうてコトになりませんか?てコトだよ。せっかく潜在的にイイモノ持ってたとしても不器用な人はハジカれちゃう。
そうじゃなくて履歴とか面接とかより、タダでもいいからまず職場体験させろ!てコトだよ。まかないとか交通費ぐらいは出すよぐらいで、2週間なり1ケ月なり働いてもらう。そうすればおのずとこの人はウチで働いてもらいたいとか、ウチの職場になじむとか、働きぶりとかひととなりとか分かるじゃん。意外とこの人初めの印象とちがってやるよなとか、逆にちょっとコレは他をあたった方がよさそうだよなだとか。1ケ月もすれば。働きたい人にとっても一番大事なのは職場の人間関係だからね。ソコは分からないじゃない、その場で働いてみないと。身を置いてみないとね。実際働いてみたらイメージと違ったとかミスマッチも解消できるでしょ。仕事内容に文句は無いけど、ちょっと人間関係的に、、とか。
その方がお互いにとってメリットがあるし、結局ハナシが早いんだと思うよ。まどろっこしいコトしないで済む。なんか働く方も雇う方もモヤモヤしたまま働く・働かせなくて済むじゃんねー。と思います。