K−1MAX63kg&70kgWトーナメント。
世間はW杯も終わって一休みという感じ(というか選挙?)だけど、7月はツール!と思ったらMAXもあり。だいたいTVの番組改変時期に格闘技をやる。たしかこの後DREAMもやるんだよな。
まぁでも今回の感想はさらっと。63kgトーナメントが初というコトで、印象に残ったのを。渡辺選手は本人自身崖っぷち感ありありだったのか、コミカルな動きをする余裕もなかったんだろうな。前回のDJ戦がよほど堪えたのか、キックボクシングも取り入れ始めてるようだけど、たしかに蹴りは出てたけど、まだディフェンスができてない。前回の試合がトラウマになっちゃったんじゃないかな?ロー効かされてココロが折れちゃってる。らしさがなくなってしまったよね。最後はやけっぱちのブン回しがたまたまヒットしたからダウン取れたけど。どん底から這い上がれるんだろうか?
優勝候補だった『久保きゅん』久保選手は、観てて「ライト級のペトロシアン」みたいだったな。Tプロデューサーも言ってたけどね。軽いからスピードもあってなおかつ一発で倒せるパンチもある。でも決勝、久保選手もブン回してその間隙を打たれたよね。自演乙選手がダブったな。ブン回すと渡辺選手みたいに当たればダウンも狙えるけど、その間顔面ガラ空きだからね。意地の張り合いみたいになってればソレもありだけど、大和選手みたいに落ち着いてる選手には対処されてしまう。しかも大和選手のパンチ重いしね。一発で仕留められる。
1Rの途中までは久保選手ペースだったんだよ。距離的に中距離で離れてると久保選手有利。ココまで観てて「ペトロシアンみたい」て思ったんだけど、でも1R終盤距離を詰められてから大和選手のペースになって。大和選手は解ってたよね。明らかに手応えをつかんだ・突破口をつかんだ感が観てて伝わってきたし。だからセコンドに「打ち合いに行く」て言ったんだろうな。で、2Rからは逆転、大和選手優勢の流れ。最後、久保選手がブン回して大和選手に落ち着いて打ち抜かれると。
自演乙選手vsジダ選手は2−0ていうほどの差はないように感じたけどな。まー自演乙デシジョンというコトで。
あと佐藤選手vs山本選手。まぁこうなるだろうな、と思ってた通りの展開。2人が試合するならこうなるだろという。山本選手はガードしないからなー。で、顔面にパンチをもらいまくりながらも何でもないように、まるでゾンビのごとく、退かずに前に出てくる。佐藤選手からすれば顔面にパンチを当ててればいい。とりあえずポイントになる。山本選手の精神力は強いけど、アレで「自分は効いてない。耐えられる」てのが逆に相手にポイントを献上するコトになってる。当然手数は佐藤選手が多いし、山本選手は顔面でパンチを受けてるのでたとえ効いてなかったとしても印象が悪い。よって佐藤選手の判定勝ち。山本選手はドラゴ選手のようなパワーファイターの方が試合が噛み合うんだと思う。試合巧者でクレバーな選手とは決定打が無い分、分が悪いと思うね。倒れないまでももらうからな。