過去があるから今がある。石(意思)が積み重なってココにいる。
ムダなコトは1つもない。未来とは「今」の連続である。

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内藤選手の心は折れてない。

日曜夜のボクシングWBC世界フライ級王者戦、内藤選手vs亀田興毅選手は亀田選手の勝利、新王者の誕生で幕を閉じた。
前王者内藤選手の去就はどうなるのか?と思ってた人も多いかと思うが、内藤選手の闘争心はまだまだ萎えておらず、現役続行の意思を見せたそうだ。
あの試合、ワタクシが観たトコロ、たしかにスタイル的に内藤選手の分は悪かった。亀田選手の試合、過去何戦かTVで観てはいたけど、どうもどういうスタイルなのかイマイチよく分からなかった。あのパフォーマンスと比べてそんなに積極的に攻めるワケでもないし、ハードパンチャーでもないし、、という感じでスタイルをよく把握してなかったのだけど、今回解説で言ってたように亀田選手はカウンター狙い、内藤選手はいつもと変わらずアグレッシヴに攻めるという具合で、コレは両選手のスタイル的にはバッチリ噛み合う。結果、非常に良い試合となった。
亀田選手の試合で「いい試合」と思ったのはコレが初めてだ。まさか亀田選手の試合で「いい試合」なんて感想が自分の口から出てくるとは思わなかった。ソレだけ今回の亀田選手は、余計なコトをしなくても実力で十分勝てる、自信があった、というコトなんだろう。
内藤選手は、相手がカウンター狙いだろうがいつもの自分のスタイルを貫いて勝てばいい、という考えだったと思うのだけど、亀田選手の戦法の方が今回は上回ったという感じに見えた。
この試合で亀田選手の成長が窺えた。たぶん亀田選手と家族の人たちは2年前の弟の試合の後「コレじゃやっぱりいけないんだな」というコトを重々身を持って思い知らされたんだと思う。あのやり方では試合でも世間的にも通用しない、と。だからなのか内藤選手の気合いがやや過多なんじゃないか?ぐらいの意気込み方に対して、亀田選手は終始落ちついて闘ってたように見えた。アグレッシヴさと手数は内藤選手の方が多かったと思うが、亀田選手の冷静さを持ち合わせたパンチの有効性が上回り、結果両者のポイント差は開いていった。
試合後の両選手を見比べたら、内藤選手のあまりに無惨な顔に対し亀田選手の顔のキレイなコト。
たしかに年齢的なコトを言ったら亀田選手の方がまだまだ現役でコレからも十分やれる時間があるし、内藤選手の方は正直残り少ない。亀田選手の方が将来性はあるだろうけど、内藤選手も世間大注目の大一番に負けて悔しいはずだし、自分以外にもまわりの人のためにもまだまだ頑張らないと、という思いもあるだろう。まだまだ辞めるにはもったいないと思うし、亀田選手が這い上がってきたように、ガンバって欲しいと思う。