過去があるから今がある。石(意思)が積み重なってココにいる。
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¥1000で『ヱヴァ破』2回目。

 *CAUTION*『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』のネタバレを含みます。あしからず。
今日20日は待ちに待った映画が¥1000になる日だったので2回目の『ヱヴァ破』を観に行った。以下、前回の誤り&分かったコト&分からなかったコトを箇条書きに。
 ・マリは加持による日本のネルフ本部への差し金なのか?加持とアスカの「からみ」が無い理由が分かる。『破』に限って言えばアスカは脇役である。ハッキリ言って「アスカファンのために」登場させたに過ぎないくらいに思えてしまう。アスカはお役御免なのだろうか?アスカはマリに取って代わられてるのカモしれない。TV版で加持はアスカのコトがウザかったからなのだろうか(笑)?ちなみに加持は「説教ジジイ」(笑)になってる。いや、もちろん言ってるコトは良いコトだ。しかもエヴァのテーマ的にとても重要なコト。
 ・アスカはレイとすわ三角関係?!という直後、レイの「ぽかぽか」発言であっさり身を引きレイに譲ったようにさえ思える。でもふてくされたりとかはするんだけどね。
 ・もう1つ言えば、エヴァ=母、という定義がシンジと初号機にしか当てはまらないような。弐号機は突如ユーロの管轄となり封印される。しかもアスカじゃなくても赤木博士いわく「バックアップがある」という理由によりアスカ以外の人間でも弐号機に乗れてしまう。弐号機に誰が乗ったかというとまたもやマリだ。マリはユーロ(ネルフドイツ)の人間なので乗れてしまう。ココで、ミサトがマリを知ってるようなセリフを言い、マリは弐号機のモードを変更して「裏コード ザ・ビースト」を発動。このモードの存在を日本のネルフの人たちは知らなかったようだ。ソレを知ってるマリ。にゃー!
 ・しかし、この「ゼロ年代」用の新キャラクターも初号機と一体化してしまったシンジには勝てなかったというコトだ。このまま「ゼロ年代」の敗北、なのだろうか。やっぱり人には、楽しむだけでは突破できないコトがあるのだろうか?
 ・アスカに戻すと、母親との関係が全く描かれてない。ただ単に「孤独」と言ってる。エヴァ3体で使徒を倒した後「1人じゃ何も出来なかった」と言ってるけど、TV版のように極度に落ちこむコトもなく、後々参号機の中でミサトに「他人とコミュニケーションを取るのも悪くない。楽しい」というようなコトをケータイで告げてるので、もうコレは彼女の補完計画は終了〜!と言えなくない?!弐号機に対する愛着もTV版ほどではないし。エヴァに乗れれば何でもいい、ぐらいの感じ。ただその矢先の使徒侵食である(泣)。
 ・だから『Q』のアスカは独眼竜だったり遊んでるんだと思う。もちろん独眼竜自体はケガではあるんだけど、『Q』のアスカはソレこそ「サービスサービスぅ!」なんじゃないかい?
 ・ちなみにアスカの入ってるエントリープラグは「握りつぶされる」のではなくて「噛み砕かれる」。よって肝心な箇所は「初号機の口腔内」に位置するので「アスカ生きてるよね、、?」と少し安心(?)する。
 ・月面にMark.06(マークシックス)。その指先にカヲル君がいる。「お父さん」てトコ。お父さんであるゲンドウと冬月の乗ってる宇宙船にロンギヌスの槍らしきモノが布に包まれ搬送されてる。
 ・ラスト、初号機を貫いた槍がコレ。おそらくロンギヌスの槍のレプリカ。というのはオリジナルはまだリリスに刺さったままである。月からMark.06に乗ったカヲル君が地球に降下してきて、槍を投げ初号機を貫く。次作『Q』はこの場面のつづきで、このままセントラルドグマまで降下して行くと思われる。
 ・初号機は囚われのレイを助け出した際、シンジとレイ2人を初号機に取り込んでしまった。
 ・となると誰がカヲル君を阻止するのだろうか?さらに言えば今のトコロ、カヲルくんはもちろんシンジのコトを知ってるけど、シンジはカヲルを知らない。というコトは例の殺す殺さないは無しよ?というコトになるが、、。TV版のようにシンジがひとりきり状態でもないし。よってソコにつけこむ「甘い誘惑」という役割でもない。カヲルくん、早く出過ぎとちゃうん?と思う(笑)。
TV版と違い、カヲル君がヱヴァに乗ってるのだからヱヴァと戦うコトになるのか?戦わないなら乗る必要がない。でも初号機は槍(レプリカと思われる)に貫かれたままだから、オリジナルのロンギヌスの槍を抜くために乗ってるのだろうか?
 ・コレは前の劇場版でいう「張りつけ」「生け贄」と同じような状態だとも解釈できるよなー。前の劇場版は複数の量産機で同じように初号機を身動きできないようにした。ソコまでハショるのだろうか?量産機は出ないというコトなのだろうか?
 ・さらに言えば、レイとシンジはラスト、初号機に取りこまれてる。コレは「いっしょにいる」というコトになる。
 ・その前段階で、レイの乗る零号機はすでに使徒に捕食され、使徒はレイと融合したような姿になった。ソレは『Air/まごころを君に』のような「レイとリリスの融合」と同じようなコトを表現してる。もうココですでに「やってしまってる」というコトだ。
 ・よってこのあと『Q』で「レイとリリスの融合」をやってレイの巨大化のようなコトをやってもインパクトが薄れる→二番煎じのような、同じようなコトはやらないのでは?ソレともフリなのだろうか?
 ・もうレイは使徒じゃないんじゃない??ぐらいのトコまで考えちゃう(笑)。ソコまで「破」ですか?てぐらい。さすがにソレはないかな〜。予告ではレイが3人いたけどね。ちっちゃいレイと手をつないで。
 ・新アイテムで「ネブガドネザルの鍵」てのが出たけど、アレはTV版でいうトコロのアダムの役割をするモノなんでしょうな、きっと。TV版のアダムと同じように加持が持ってきたし。ゲンドウがアダムを飲みこんで右手に一体化というのではなく、鍵をレイの胸の辺りに差すとか。なんか表現的に変えなきゃいけなかったのか、なにかを省くためか。鍵は「セフィロスの樹」(だっけ?)の手のひらサイズのようなモノなので、どうにかするとアレが巨大化するんだろうかね。だから前の劇場版の量産機が上空に展開して、とかのあのへんの儀式的なシーンもハショるんじゃないだろうか?とか。となるとますます量産機出ない、てコトになるな。いらないと。
 ・ゼーレの人類補完計画はおそらく変わってないんだろうけど(シナリオを遂行するため)。話の大筋は変わらないのだろうか?とにかくゲンドウと加持とマリが重要人物て感じだな。加持の「大人の目的のために子供を利用して、、」というセリフをそのまま返すような、マリの「自分の目的のために大人を利用して、、」というセリフ。マリの言う自分の目的とはいったい何なんだろうか?
 ・あと細かいトコロで、自らを質量爆弾にして地球に降下してきた使徒を初号機が受け止めてる時に、使徒から手が出てきて初号機と組み合ったでしょ?あの使徒の手がロンギヌスの槍状に変化するのね。で初号機の手を貫く。
 ・通常は初号機のグリーンのトコが、暴走すると『破』のイメージカラー(というのか?)のオレンジになったりとか。
 ・ついでに言うと、暴走したあと「ヒトを越えた存在」というのを分かり易く伝えるために、天使の輪っかが飛んでくる。ひゅるひゅるひゅる〜〜。アレはいったいどこから飛んでくるの?(笑)
 ・『破』ではTV版に比べてかなり直接的なセリフだったり表現だったりしぐさだったりするよね。キャラにハッキリ言わせてるし。ソレもTV版のように長々とやってられないからなんだろうけど。だから「ぎこちなさ」とか「感情の機微・揺れ動き」みたいなモノがあんまりなくて、より分かり易くなってる。なんとなく「英訳しやすいんじゃないか?」とか思ったけど。世界を意識してる、てのは少なからずあるのカモね。
 ・ちなみに次回の『Q』てのは、謎の福音書と言われてる「クヴェレ(Quelle)」の頭文字を取ったモノなんじゃないか?と、某雑誌で誰かが『1Q84』の「Q」について言ってた(笑)。
いや、ワタクシはくしくもこの同時期に出現した『1Q84』と共通性をかなり感じてるので。読んでないけど。宗教的だったりとかパラレルワールドとか背景・設定が似てるでしょ。だからおそらく「読まなくていいモノ」だとも思ってる。たぶん「エヴァ」だろうから。似たようなモンでしょ?ていう。アレは大人が読むエヴァだよ、きっと。エヴァは大人も熱狂するんだな、ていう、なんか逆に分かったね。読んでないけど(笑)。
「Q」て文字が、同じように「ループを抜ける」て意味があると言われてる。マリがシンジの聞いてたDATウォークマンを渡した後、今まで25曲目→26曲目を繰り返してたのを、26曲目→27曲目に進んでシンジが「アレ?」と言う。ループを抜けだしたからね。だからマリはループを脱け出す、新展開をもたらすキャラであると。今までの世界ではない世界だ、というね。そのへんがパラレルだと。