DREAM.10のつづき。
まー、青木選手はヒールになった方が、来年の展開が主催者側としても面白く持ってけると思うんだな。対して川尻選手は先のMAX挑戦でベビーへの階段を駆けあがったというかね、川尻株が急上昇したと思うんだよね。青木選手と川尻選手の立ち位置が逆転してしまったと。青木選手はむしろ前回の対マッハ選手の敗戦と今回の件を生かしてヒールになるコトもできるし。むしろコレ逃したらどうすんの?ていうぐらい。そういういい機会だと思うんだな。ベビーvsヒール、その対抗図式を印象づけさせるための大晦日の川尻選手vs青木選手、にすればいいと思うんだよな。
だってねー、このまま対ハンセン選手、対川尻選手と試合やっても来年の展開が描けないじゃない。青木選手は今年でおしまい!次は川尻選手とマッハ選手がDREAMを引っ張る!てなる可能性が高い。すわ青木選手UFCへ流出?みたいになるよ、来年。
他の試合も最近のDREAMの中では一番面白かったな。対戦カードを見た時は「なんか目玉が少ないなー。深夜放送だからか?」とか思ったけど。残念ながらマッハ選手は負けたけど、ザロムスキー選手はなんだろね〜。ひゃぁ〜ほほ!みたいな変則的なステップとか(笑:アレは相手の蹴りでも避けてるつもりなんだろうか、、)フィニッシュの右パンチ右ハイてコンビネーションも、右パンチの体重移動のまま蹴ってったて感じ。相手選手からすれば変則的な攻撃に惑わされないようにして、弱点を見つけるしか攻略できないよね。攻撃を読むコトがムズかしい。
マヌーフ選手vsフィリオ選手の逆転劇も面白かったな。やっぱりああいうのは湧くんだよ、お客さんは。たぶん選手からしたら見るべきモノはあまり無いと思う。かたや打撃が得意で、かたや寝技が得意。マヌーフ選手の打撃の破壊力は目を見張るモノがあるけど、なんとかでも耐えしのがれて寝技に持ち込まれればフィリオ選手の方が一本取る、と。予想はできるよというね。面白かったけど。
結局「一撃必殺」てのは面白いんだよ。どんな劣勢に追いこまれてもソレ1発で勝つ。相手の攻撃をドレだけ耐えられるか?という耐久力勝負になる。
菊野選手も面白かったなぁー。なんか『麗子微笑』(笑)みたいなうすら笑いを浮かべた独特の構え方でね。すり足ぎみで両手を前に出してウスラ笑い。女子からは評判悪いだろな〜。キモい!て確実に言われそう。でもあのジダ選手が慎重になるんだからねー、アレはそうとう異様なんだと思うよ。何するか分からないプレッシャー。ソレでいて反応は早かったりするからね。そのへんの静と動のギャップというかね。アレでその内研究されてフトコロに飛びこまれたらどういう対応をするのかね?菊野選手の試合はこの先いろいろ楽しみだな。今後の目玉になる選手カモしれないね。
コレで深夜放送てのがいかにももったいなかったね。