床屋の言い分。
1つ面白い話を思い出した。床屋に髪を切りにいった時、なぜかその日に限って苦手なおっちゃん店員が居て(どうもあとで考えてみたら、連休とか暦の関係上で調節したのかな、みたいな)案の定おっちゃんが担当になったのだが、この日はなんとなくコミュニケーションもうまくいってた。そんな中、髪の少ない人の話になった。
髪が少ないお客さんから「料金安くしといてよ〜!」「儲かっていいよね〜!」みたいなコトを言われたらしい。髪が少ないから労働量が少ないでしょ、だから負けてよと。ソコでこのおっちゃん店員はこう言ったらしい。「いやぁーお客さん。髪の少ない人の方が3倍気を遣うんですよ。だから3倍お金もらいたいぐらいです」。
たしかに気は遣うだろねぇー。無いモノをあるように見せなきゃとか。すぐ終えるワケにもいかないだろしな、とか思ったんだけどソレとも違うらしい。
おっちゃんいわく「例えば髪を洗うの1つにしても夏なんかはいいけど、冬だと寒いでしょ。するとシャンプーなんか冷たいんですよ。髪がある人はそのまんまでもいいけど、無い人は地肌につけるワケだから冷たいままじゃいけない」とか、あと「髪のある人は髪の毛でシャンプーが顔に流れ落ちるのを防げるけど、無い人は顔の方に流れないように余計に気を使わなきゃいけないんですよ。」
へぇ〜、なるほどねーて思うよね。ひょっとしたら屁理屈なのカモしれないけど(笑)。でもまぁソレはソレで床屋の言い分としてはオモロイ。