激動の世界。
しかし世の中大変なコトになっていますな。TVで連日連夜ヤバイゾヤバイゾとまるで洗脳のように繰り返されてるので、せめてココでは書くのは控えとこうと思ったけども、書くコトも無いし(笑)てんで。
そもそも今の株価急落てのは、今までのアメリカの金融システムに対する信用が崩れての不安から来るんでしょ?不安が不安を引き寄せて世界中でどんどん奈落の底へ転げ落ちてるようなね。ソレは実体がない「お化け」にみんなが怖がってるようなモンだから、よっぽど「コレなら大丈夫!」てモノを打ち出して対策を講じないと世界の金融に対する不安は止まらないんだろうね。
サブプライムローンの焦げつきをきっかけにリーマンブラザースというトップドコロがツブれて、投資てモノに信用を持てなくなったてコト?良く分かんないけど。まぁでもトップドコロだからこそ、だとも思うね。扱う金額が巨額なだけに何かしくじった時、急にツブれる可能性もあるというコトなのかな。で、いろんな横のつながりで連鎖的に打撃を被ってるという感じだね。米AIGが救済を受けたとか銀行の貸し渋りがどうとか、、。公的資金の投入てのは結局のトコロ税金なんだろうから、結局は国民が広く負担をしなきゃならん、というコトなんだよな。なんかいっつもそうなるよね。アメリカはコレで世界に対して権威が失墜したなー。
やっとガソリンが少し落ちついたと思ったらコレだもんな。日本もホンの少し前まで不景気だったけども、その時とはまたちょっと状況が違うよね。あの時は日本だけ不景気でいわゆるデフレてヤツで、100円ショップや○ニクロ、○ックとか牛丼が安かったりして、物価の安いモノが盛況してたけど、今はまだガソリンも高いから輸送費も高いし原材料も高いし、というコトは物価も高い。
ソレとあの頃というのは消費行動がソレまでと変わってきたていうのがあるよね。お金の使いドコロがよりシビアになってきた、と。今から思えば前はもっとドンブリ勘定だったような気がするけど、今は日常品は1円でも安く購入するようになったし、いわゆる安・近・短といってレジャーやたまの外食もこの傾向が強くなってきた。もう節約する余裕「しろ」が無いよね。
だからそういう不景気の真っ只中に生まれ育った子供たちは、そういう現実が身体に染みついてるトコロがあるから(生活からくるモノだったり、頭に植え付けられてるモノだったり)夢や憧れを持てなかったりそういうモノに対しての情熱が希薄だったり、だからいろんなコトにやる気が持てなくなったりしてるんだとワタクシは思ってる。なんでも冷めた目でみてるような。世の中に冷めてるから逆にどうでもいいコトでも大袈裟にハシャいでみたりしないと時間をやり過ごせない、みたいな。世の中的にもそうなってるよね。なんかイベント的だし、単発打ち上げ花火が上がったらソレきりで長続きしない。モノのサイクルが短くなってる等。そうするコトでなんとか「冷めた自分」とバランスを取ってるようなね。自分の有り余ったエネルギーをなんとか発散・解消してる。自分のエネルギーが発散できずに内に溜め込み続けるうちに、いつしかソレが暴発をしていろんな事件を引き起こしている。時代の病理性というモノ。そんな気がする。
今後状況はよりキビしくなると予想される。今はまだ直接的に影響は少ないだろうけど、半年ぐらいしてからワタクシたちの生活にじわじわ影響を及ぼすのだろう。不景気から10年ほどでようやく不景気というモノから脱したかに見えた日本はまた、よりキビしい景気後退を余儀なくされるのだろうか。その回復にまた10年(ソレ以上)かかるのだろうか。そしてこの国の子供たちはどうなるのだろうか。