2037年の喫茶店のオヤジの戯言。
30年後の自分がこんなコトを言ってたよ。
「『親』て字、知ってっか?
立つ木を見るっつってなぁー、
親なんてのは子供をな、立つ木を、こう、木が勝手に育ってくのをな、、見るしかできないんだよなぁーーっ、、。」
「決して子供は親の所有物ではないんだ。
偶然的に選ばれて授けられて。20年間、預かってるだけなんだよなぁ。
見るしかできないけど、ソレが親に選ばれて、与えられた使命なんだよな。
だから精一杯、見守ってあげるんだ。」
「子供て裏切るよぉー。親の思ってる逆逆に行くんだよ。はなっから期待しちゃいないよ。おまえもそうだったろ?」
「想いて愛なんだよ。
木を目で見る心だろ。
愛は受け入れる心だろ。
だから一所懸命、見てやれ。見守ってやれ。」