過去があるから今がある。石(意思)が積み重なってココにいる。
ムダなコトは1つもない。未来とは「今」の連続である。

へたな鉄砲数打ちゃ当たる。へたでも打たなきゃ当たらない!をモットーとする
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 やぎ本。⇒本が大好物なやぎのぢぇーむすくん(a.k.aかたこと)がオーガナイザーを務めるやぎの本棚、略して「やぎ本」。本や本にまつわる情報の紹介。神出鬼没でごくまれに登板します。
 ◇最新本◇  今年(といっても2021年だけど、、)読んだ本。後編 

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 Everyday39(エブリデイ・サンキュー)⇒katakoto cafe、やぎ本。につづくかたこと第3の架空のブランド。かたこと流に「毎日が楽しくなる」新たなアイデアを加えたグッズ関係のブランドです。
 ◇最新グッズ◇  『靴箱→ファイルボックスへトランスフォーム!』 

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 祝☆overcoat’s(オーバーコーツ)再結成記念!!  ワタクシが検索しやすくするため(笑)overcoat’sについて書いたブログをまとめて読めるようにしました。ブログタイトル下のカテゴリー「overcoat’s」をクリックしてね~☆
 ◇最新ブログタイトル◇   『Overcoat's(オーバーコーツ)21年ぶりの新アルバム!『9 numbers,Groovy!』を聴いて。♪♪その5♪♪』 

隠す人たち。

昨日は世間的にサマザマなコトが重なった日で、各報道番組は時間割に苦慮したカモしれないが、ワタクシもあの2人について。
あの目立ちたがり(本心はどーなのか知らぬが)のIT社長のグループ会社に家宅捜索が入ったとのコト。今日のニュースではどーやら本社自体も粉飾の疑いがあると言う。なんだか良くワカラナイ、、という方に。アソコの会社のメインの事業内容は「企業買収」なんじゃないか?ぐらいな言われようで、実際の流れを見てもまず自社の株を安価に設定して、誰もが買いやすくハードルを下げている。そーして株を買ってもらい資金を得たあと、とりあえず買いやすい企業を買うのである。あとで役立てるのかどーかはIT社長の頭の中によるトコロなのだが。で企業を手にいれた会社はコレから売上が上がる可能性が大、と投資家には判断されるので、あのIT社長がドコソコを買収する!と発言すれば(まーこんなダイレクトに発言はしないが)、株価も先行して上がるのである。そーすれば資金も潤沢になり、より大きな企業を買収しやすくなる。そーやって会社の規模が大きくなれば、銀行も多額のお金を貸す。いろんなトコロから多額のお金を借りるコトができる。で株価はどんどこ上がっていくので、分割をして高くなった株価を買いやすい価格にするのである。1株が10株になれば単純に価値が10倍になる(実際はそー単純にかけ算ではないらしいが)。
こー書いたのを読んで見てもらえたらおわかりのように、「本来の業務」というモノが存在しなくても、他人の会社をそのまま買うコトで自分の会社が大きくなる、というコトが可能で、その手法があまりにドライではあるけども、なるほど〜と一部の人には思われてたのも事実である。だからIT社長は自分をエンターテイナーに仕立て上げて、表舞台に率先して出ていき、バカもやらなきゃいけない。自分の立ちまわりが株価を左右するからである。事業の売上は後回し、ないがしろになっている。ソレは株の世界が全て「先行投資」なトコロから成り立っているからである。
会社の規模がまだちっちゃい頃は良かったのだろーけど、今みたいに有名(有名無実に近いが。とりあえず名だけ先行して通ってるみたいな)になり企業の規模が大きくなると、勝手にいろいろやる人も出てくるだろーし(例えその人が「会社のためによかれ」と思ってやったコトだとしても)、せっかくなんとかうまい具合に流れてた1つの大きなサイクルをはみ出す人も出てくるのだろう。組織が大きくなると、自分の目が行き届かなくなる。あの会社は急激に大きくなったから、必ずどこかにムリがあるんだろーな。あんなに会社を買収して、自分の持ち駒を増やしたはいいけど、一体何に使うのだろうか?いや別に何に使うのでも無い、のだろう。そりゃ何かに使えれば好都合ではあるのだろうけど、結局は自社を大きくして大きなお金を動かしいだけなのだ。そのための「駒」に過ぎない、彼にとっては。人の会社なんて。
いくら米的には当たり前の手法だとしても、ソレをそのままじゃぁ日本で通用するかといったら、ソレはやっぱりムリなんだと思う。やっぱりなんだかんだ言っても日本人は義理人情浪花節の世界なのだから。日本て良くそーいったウワベだけのスタイルを米国などから持ってくるけど、やっぱどこか合わないトコロが出てくるよね。株式もそーだと思うし、もっと言えば資本主義、民主主義そのものが日本に合ってない、と思うな。ムリヤリ持ち寄るから(押しつけられてるのカモしれないけど)ほころんで、穴ぼこだらけになる。結果、自国に誇りや自信が持てない。
もー一方の社長は、始めの頃にの空元気さはすっかりなくなり、まさに虫の息である。うなだれてる般若。あの人はIT社長とは真逆な手法で、恫喝恫喝恫喝といういわゆる古いやり方なんだと思う。たぶんあの業界て多かれ少なかれあーなんだと思うけど、あの社長はその中でも調子にのって図に乗ったあげく、の姿なんだろう。結局出過ぎてやりすぎてボロが出てしまった。中にはうまくやりくりしてて表ざたになってないなんて会社もあるだろうし、そっちの方が問題だとも思うが。だからあの社長はそーいう不透明な業界の代表であり見せしめ役にさせられている。最近そーいう「業界の暴き」的なコトが多いが。ちなみに国会で質問してた政治家らも「自分の名を売るために一所懸命ダナー」、とTV見てて思ったなー。だから今回の件で終わりにしてはいけないのであり、マスコミやメディアはその辺、ねちっこく報道を続けるべきである。某OCO学とかはどーでも良く、ねちっこくせずホットケ。