PRIDE武士道其の七。
いや〜1週間前にTVでやってた武士道はスゴかったね!ホトンドKOで判定なんか長南のぐらいでしょ。まーアレはニーノという相手がクセモノだからしょーがない。やってて煮えきらない部分が多々ある、そんな選手だと思うね。だから桜庭も苦戦してたんだと思うし。
ところで五味てホントに強いのかね?なんか何がスゴイて取り立てて何!て出てこないと思うんだけど、今回の見てたぶん相手のアゴならアゴなりをピンポイントで当てる、いわゆる当て勘てんですか?ソレが優れてるんだろな。特に圧力があるワケでもなし、スピードがあるのか分からないし、いつも彼の勝因となる攻撃を見ると「ラッキーパンチだなー」とかいうラッキーな感じがするんだよな〜。まーソレも実力なんだろーけどね。
美濃輪もよくやったよアレは。相手が殴るのイヤになってるんだよね。美濃輪も精魂尽きてズブズブと朽ち果てた感じで、勝った相手も「やっと終わった〜」て疲れ果てて泣いてるしね。なんかあーいう試合て初めて観たと思う。美濃輪は侍だ、と思うね。試合前の入場で本能のまま感情を高めて、自分の名をコールされると斜に構えて静かにスーっと相手に一礼。ココ好き。このギャップが。だから武士の決闘でよくある最初の一太刀が「ギャリン!」て交差して、かたや刀を振りぬいたポーズでひざまづき、かたや驚愕の顔でふるえながらバタリ、、と倒れていく、そんなシーンを彼には試合で再現してほしい。
なんか久しぶりにというか、ホトンド初めてと言ってもいいカモしんないけど、格闘技を観てて元気をもらえたね。あー格闘技とかプロレスを観るてこーいうコトなんじゃないか、と原点に帰った気分になった。すごく全体的にいい試合・いい興行だったなと思った。
K−1もヘビー級よりミドルが盛り上がってるし、プライドもヘビーはヒョードルvsミルコの大一番ぐらいしか残ってないしね。中軽量級のコマがそろってきてオモシロそーですな。