ジェネレーションギャップ。
K-1・PRIDEなどの格闘技、バレー、サッカーとコレらを介して父親と話す機会が増えた。今まであまり接点がなかったのでTVを仲立ちに話せてる、こーいう状況は良いコトだと思うのでワタクシも積極的にコレらを見るコトにしている。
そこで気付くんだが、というか今朝気付き立てのホヤホヤなんだが、ま〜男子バレーはアテネ残念だったね。目に付くミスもあるし、ようはムラっ気がまだあると。ただ中国戦、そして昨日のフランス戦は光ってた。アレがコンスタントに実力として出せればね、なんてワタクシは思うんだが、父親は「もーアテネむりだもんなあ!」が第一声。サッカーでもコレと同じよなコトを言ってたりする。
ワタクシは自分はまぁプロセス重視だな、と自分でもソレは言っちゃー人生哲学的にもある。だが彼は結果主義みたいだ。ワタクシからすりゃーソリャたしかにそだけどもソレを言っちゃあおしめーよ、というかそんなわかりきってるコトはさておき、さておきだ、ま試合を楽しもうじゃあないか、と。だが彼にもそーいう見方はあるにはあるんだとは思うんだが、結果がわかってるだけに見るのがバカバカしくなるのか、、。
結局ここんとこの差、というのがワタクシの父子かんけーの根底にしっかり脈々とあるんダナァ、と思ったね。なんでかと自分なりに分析すると、彼ら世代の親というのは戦前そして戦中の思想にどっぷりなわけで、何を置いても勝負重視的なトコロがあると思う。そゆ親やまわりの教育・環境で父親世代の人も彼らの親世代の思想を受け継いでると思われる。だが我々世代はもはや「戦後」とは関係なく戦前の思想からもだいぶ時間も経ってる。まだ昔は大家族だったからじーちゃん世代の話とか考え方が分かった部分があるんだろけど、今は核家族でソレもない。しかも我々世代は父親世代をなかば「反面教師」的に見て育ってきてる、と思われる。こーいう偏った価値観じゃいけないと、少なくともワタクシはそうだ。だから余計に彼ら世代とは逆の、結果ではなくプロセスなんだ、という方向に行ってしまうんだと思う。
ひいてはその考え方が今世に言われる「男の頼りなさ」に繋がるのではないだろーか、と思うのである。で我々の下の世代はそんな我々を「頼りない」と受けとって「これじゃぁいかんよ」などと反面教師にしてまた少し「固い」方向へ行ってるんじゃぁないカナ、、なんてそんな気がする。