PSY・S
サイズ、と読むんだがご存知だろーか?アニメ「シティーハンター」主題歌の「ANGEL NIGHT」はご存知の方もケッコー居るカモしれないが、ワタクシはその前曲の「Lemonの勇気」のPVをTVKテレビ(テレビ神奈川)で見たのがハマッたきっかけである。実はその前にもポップジャムで「Woman・S」を演ってるのを目撃したコトはあるのだが。YOU&愛て言ったっけ?中2の時、レコードレンタル屋で「Lemonの勇気」が収録されてる「MINT-ELECTRIC」を借りて友人に落としてもらったカセットを今でも持ってる。
とにかくサイズは早かった。まず現在ゲーム関係のお仕事をされてる(有名なのは「パラッパラッパー」。ちなみにプレステのメインコンピューターの名称がたしかEmotional engineといい、サイズに同名のアルバムがあるので、何かつながりを感じないではいられない、、)松浦雅也と今もジャズ等を歌ってソロで活躍されてる安則"チャカ"まみの男1人女1人のユニットというのも当時斬新で、しかも"FairlightⅢ"なるスーパーコンピューター(当時はこう思ったモノだ。コレもサイズの「メンバー」だという擬人化した見方もできる)に音楽の大半をまかせるという、YMO以来ぐらいじゃないか?みたいな。さらにソフト面(曲のコト)で言うと「ATLAS」というアルバムではすでにラップが取り入れられており(1989年(!)7月21日発売 このアルバムぐらいからチャカが天然で持ってるジャズ等のブラックの要素が徐々に顔を出してくる)、5年は早かった感がワタクシにはある。
この「ATLAS」、出た当時はワタクシ理解できなかった。この前の「NON−FICTION」が「ANGEL NIGHT」収録というコトもあり、ワタクシ的には「ANGEL〜」を「動」のアルバムとするなら「ATLAS」は「静」のアルバム、とムリヤリ位置付けて自分をナットクさせてたが、5年後ぐらいのある日何気なく聴いてたら何の違和感もなく当たり前にキコエル、、この当たり前にキコエテルという状態にサイズの時代の嗅覚というか、最先端を走ってたんだなぁと改めてしみじみ驚かされたもんだ。だってドラゴンアッシュ(ドラゴンアッシュだったかなー、、この辺ちょっと時間軸がズレてるかもしれないが)とかまわりはそゆ曲がチャートを賑わしていて、ソレをすでに5年前にやってるという事実!そんな革新的なユニットのサイズは1996年8月1日「Two Bridges」発売をもって"終焉"となったが、ホントブッちぎってたねぇ。