言ったモン勝ち?
新しい大国の大統領の発言をファクトチェックすると「嘘が7割で事実は3割」だという。たとえば「諸外国から日本に完成車を輸入する場合、関税はゼロ」で逆にあの大国へ「現在、日本から輸出している自動車の関税は2.5%かけられてる」が正しいのだけど、全く逆のコトを言って「不公平だ!」と発言したりしてる。もはや事実誤認とかそういうレベルのモノでもなく「嘘でもなんでも口からデマカセでいいから言っちゃえ」的な確信犯的発言にも思えてくる。
そもそも一国の長が間違った発言をしてしまうコト自体「恥」だと思うのが常識というか、そういう観念なりがあると思うのだけど、そういうのは全くないようだ。というか感じられない。じゃあ100歩譲って本人の知識不足であり勘違い、とするなら周りの人はどうして間違った発言を止めないのだろうか。恥ずかしいと思わないのだろうか。ソレより嘘でも何でも言わせておけば、結果的にはウチの利になるから良いとでも考えてるのだろうか。
あくまで個人的なイメージでの例えだけど「関西のオバちゃんが」がありえないくらいの値に値切って「ソレじゃ赤字だわー」というトコロからお互いが歩み寄って折り合いつけて、、ていう交渉の仕方のように思えてくる。嘘だろうがなんだろうが難クセつけとけば、お互い歩み寄って譲歩して折り合いつけて、結果的には儲かる。ソレを狙ってる気もする。
ウソ発言へのこの国の対応としては、メンドくさかろうが何だろうがいちいち「ソレは違います」と、「ソレはコレコレこうだから間違いです」と事実を突きつけて訂正&指摘するべきだと思う。反論しなければ既成事実化されてしまう危険性もあるからだ。そうやっていちいちだけど、発言に振り回されず翻弄されず冷静(感情的にならず、極めて機械的事務的に)に1つ1つ指摘してくコトで「なんかあの国メンドくせえな」と、「やりづれぇーな」と思わせる。挑発に乗らない。モミ手でゴキゲンうかがいとか下からじゃなく、そうやって対等の立場になるていうのが必要なんじゃないかと思う。
でも逆にあの国の大統領には今のまま、今のままの勘違いした知識のままで、勉強しないでほしいなーとも。知識不足のままで結構。そのほうがこの国の対応としては「いやいやいちがうんですよ、こうなんですよー」と逆に利になるような交渉も、やりようにやっちゃ可能なのカモよ(笑)。そうすれば向こうとしても利用されてるワケだから戦法変えるしかないんじゃない。