一票。
「票を入れる人または党が無いから選挙に行かない」という人がいる。というコトはその人は現状のままでいい、現状肯定と思われても文句は言えない。というか「あなた、投票する人を選ぶ権利、いらないんじゃないの?」と受け取られてもコレまたしょうがない。今後一切いらないんじゃないのー?と。ソレてようは権利の放棄、民主主義の放棄につながる。そういう人が多くなると、遠い将来、「どうもみなさん選挙に乗り気じゃないみたいなので、勝手にこっちで決めまーす」となっても文句言えなくなるよ?そしてソレてオレたちの世代だけのハナシじゃなくて、この先ずっとそうなるよ?投票率50%割ってるのが常なんだから、意外とリアルかもしれないよソレて。
ようはせっかく権利あるんだから行っとけ、てコト。
投票率が低いてコトは、結局組織票の多い政党が勝つコトになる(浮動票の人が投票に行かなくて、組織票の人は投票に行くので)。だから現政権は本音としては投票率は低いままで良い、選挙に行ってほしくないのだ。選挙前はメディア露出を控えさせたりしてるのも、そういうワケだ。
あと年配の人たちの投票率は高いらしいけど、若い人たちの投票率は低いらしい。というコトは必然的に政治家の人たちは投票に行く年配の人に耳を傾けるようになりがち。投票率の低い若者たちの意見を汲み取ろうとはしなくなる。だから年配の人たちにメリットのある政策が多くなり(あるいはネガティヴな政策が提案しにくくなり)、年配者以外の世代にそのしわ寄せが来る。政治家⇔年配者でWINーWINの関係、なので年配者以外の世代の意見は置き去りになりがち。ソレで今いろいろ問題が表面化してる、というワケ。