バトン。
ツイッターで「戦争に行きたくないというのは利己的だ」と発言した議員のニュースがあった。ワタクシなんかは自分らの勝手な都合で戦争起こしてるほうがよっぽど利己的だと思うんだけど。
復讐とかやられたらやりかえすとか力には力、武力には武力とか、なーんか古いというか何時代人?戦前というか男根主義みたいな。オレのほうが強いんだとかアホか。ガキか。進化しろよ。まだサルのほうがかしこい。
たしかに戦争に行きたくない。そういう単純な理由ももちろんあるし、ソレが一番。で、だいたいこういった発言をする人たちの特徴は、自分を勘定に入れてない。だったら真っ先にてめえが行けよ、だ。言ってるヒマがあったら勝手にやってこい。行きたくないと言ってる人を巻き込むな。おまえ自身じゃなくても、たとえばおまえの子供、愛すべき人を戦場に送り込めるのか?結局言ってるだけ、口先だけだろ。なら今後もおまえは何についても口先だけだな、と見なす。そういうコトだ。
あと想像力の欠落だ。つい4年前にアレだけの大震災で原発事故もあって、アレ以来原発というモノが注目されてるのに、テロでも何でも原発ターゲットにされたらこの国アウトなくらい分かるだろよ。てか分かれよ。
結局今行われてるのは、こういったバカのあぶり出しだ。
あとコレが一番大事なコト。また今年もこの国の終戦記念日が近づいてくる。かつての大戦で亡くなった人たちの中には、こういう戦争を自分たちの後の世代が二度と起こしてはならない、そういう世の中になってはならない、とそういう想いで死んでいった人たちも大勢いるだろうというコトだ。戦争経験者であるご存命のおじいちゃんおばあちゃんもしかり。彼ら彼女らの「絶対しちゃなんねぇ」という声や、あまりに酷かっただろう戦争体験から戦後70年経った現在もまだ言葉にできない方もいるコトだろう。そういう人たちの想いを無駄にしてはいけないと思うし、天皇陛下もかつてこの国が攻めた国に訪問したり、悲劇を繰り返さないようにと毎年発言されてる。決して自分らの世代だけのコトではないワケだよ。ずっと続いてくんだ。
この国の方向性を変えるような重大なコトは、自分たちの世代だけで勝手に決めてはならない。過去に生きた人たちや未来に生きる人たちも含めて、1つのテーブルを囲んで話し合って決める。そういう想像力が必要なのではないだろうか。