世界が変わる。
たとえば自分の嫌いな人がいたとしよう。「あいつ嫌だな」と。嫌なヤツだ。離れられる状況なら離れれば済むけど、そういう状況じゃないコトもある。で、長くつきあってると、次第に「あーこいつ、こんな良いトコロもあるのか」と気づくコトもある。そうなるともうソイツの印象は更新されたコトになる。
何か嫌なコトやモノや人があって、ソレを否定的に見てるんだけども、その否定的な見方てのかな?その見方自体は否定しなくてもいい。打ち消さなくてもいい。そういう感情をごまかしたり偽ったりするのではなく、その嫌なヤツへの見る角度、視点を変える。すると新たな発見というか気づきがある。時間がかかってもいい。「嫌なヤツだけど、良いトコロもあるんだな」と。そう自分が思うようになればそちらの方が強くなるというか、もうその嫌なモノ・コト・人への印象というか情報が自分の中で上書き・更新される。そうなればしめたモノだ。
例はひとりの人であり、ひとつのモノであり、ひとつのコトだけど、そういう見方を全方位に当てはめれば、ソレは「自分の見てる世界が変わる」というコトだ。