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浅田選手は羽生選手のコーチに教わった方がいいと思う。

結局ハイリスク・ハイリターンなんだよな、トリプルアクセルというのは。ある程度予想できたコトではある。
キム・ヨナ選手のスケーティングてのは、確実に飛べる3回転でリスクを犯さず、その3回転ジャンプも含めたスケーティングの安定性・確実性、そして技術力・表現力を高いレベルまで磨き上げるコトで加点を狙った総合力のスケーティング。リスクを犯さないからミスが少ない。安定性がある。
対して浅田真央選手のスケーティングは、トリプルアクセルが成功するか失敗するか、というある意味「賭け」でありリスクのある「攻めの戦略」を取ってる。トリプルアクセルがうまくいけば(しかもだいたいは演技の一発目のジャンプにトリプルアクセルがある)、あとは流れに乗って自分のスケーティングができる。でもトリプルアクセルを失敗すれば、あとの演技に影響にする。「トリプルアクセル」のジャンプ単体以上に演技全体に響いてくる。
今回のショートのリプレイ映像を見ると、トリプルアクセル着地後、上半身はもうすでに次の動作に移ってるにも関わらず、下半身、とくに足が棒立ちで、着地の余韻か衝撃でまだ次の動作に移れてない。上半身と下半身がバラバラ、という感じに見受けられた。ようは焦ってるのだ。気が急いている。気の焦り、コレが「オリンピック」という大舞台のプレッシャーなのカモしれない。
フィギュア男子で金を取った羽生選手は4回転を成功させた直後転倒。2回コケたんだっけ?でもパトリック・チャン選手に勝てたのは、2回の転倒があってもその他のスケーティングのあらゆる部分で加点が多かったという分析がされてた。だからパトリック・チャン選手を抑えて金を取れたと。
ワタクシが言いたいのは、おそらく羽生選手の場合は「たとえ4回転が失敗しても、その他のスケーティングで十分補えるから大丈夫」という自信、言葉の通り「自分を信じる」コトができてた。ソレはコーチの教えなのカモしれない。だからその部分が自分の中での「余裕」につながり、4回転直後に転倒しても、メンタル的にもすぐ立て直すコトができた。とそう思うのだ。
ちょい前に書いた『「プランB」を考えておく』という言葉にもつながるコトだと思う。成功する=プランA、だとしたら、失敗する=(そのあとの対策としての)プランBへの移行、コレが浅田選手にはできてないというか、そういう考えが無いのか、欠けてる部分だと思う。
トリプルアクセルの成功率を上げる練習を重ねてきただろうけど、成功するか失敗するか、その点だけ見ればやはりソレは五分五分なワケだ。単純に確率的に言えば。いくら成功率を上げても、失敗する可能性は必ず残る。成功すれば調子付いて自分のスケーティングができるコトは解かってるワケだ。だったらその部分はとりあえず横に置いといて、失敗した時にどうするか?コレを重点的に考える必要がある。必ず失敗する可能性はあるワケだからソレを前提に。「失敗して動揺」から先に進む必要がある。
攻めの姿勢、攻めたからこそ、女子スノボの竹内選手も悔しさの残る銀メダルに終った。「トリプルアクセルにチャレンジする」と決めた瞬間から、ソレは始まっている。
必要なのは技術力も必要なのは決まってるけど、技術力よりまず先にメンタルの部分。羽生選手のように、たとえ転倒または失敗しても、そのあとすぐに立て直せる精神力、コレをどう得るか、だと思う。だから浅田選手は羽生選手のコーチについてもらう。コレがいいのではとワタクシは思う。今までどおりトリプルアクセルの成功率を高める練習もしながら、同時にメンタルの切り替え、立て直しも教わるのだ。
羽生選手はコケたけど大丈夫だったろ?金取れただろ?コケてもその後はちゃんと自分の滑りができたからだよ。コケても大丈夫なんだよ。羽生選手を参考になさい、と浅田選手に言ってあげたい。