世界中を油断させた岡田JAPAN。
遅ればせながらデンマーク戦、3−1で日本勝利!&1次リーグ突破おめでとう!!!めでたい!!!
もう日にちが空いてしまったので簡単に。ワタクシはリアルタイムで観てなく、録画したのをやっと観たのだけど、序盤はデンマークの流れるようなパスワークに魅了され。綺麗だなぁと。デンマークの選手がフリーになる状態が続き、日本のゴールを脅かす場面もいくつかあり。でも日本が攻める時は切り込むように鋭い。ある程度攻めに割り振ったのカモしれないけど、だからか日本の攻めの姿勢が良かった。まるで今までの決定力不足、ココぞ!という場面でもシュートせずパス回し、みたいなのはなくズバズバ切り込んで、太刀を浴びせてるような感じですらあった。
デンマークの選手に比べ子供みたいな日本選手の身長、なのでイヤな場面はセットプレーだな、と思ってた。なので得点がFKというのが得点の仕方としても理想的だな。前半の13分という早い時間帯で本田選手のFKで1点取ったけど、その後のデンマークの崩れ方を見ると功を奏したと思う。アレでデンマークの序盤の流麗さが見る影もなくなりガタガタに崩れていった。案外モロいのだな、と思ったモンだ。
しかしワタクシが言うまでもなく本田選手は素晴らしい。決める時に決めてくれる。日本に欠けていた決定力を本田選手は持っている。ココぞ!という勝機を逃さずモノにする。ゴール前の対処なんて絶品だ。状況的にキーパーと1対1になった瞬間、慌てないでキーパーその他ディフェンスの動きを確認してから、自分がシュートを打つ気で(ココが重要)岡崎選手にパスを回したトコロなんてもう!ああいう場面での絶対的な自信があるから落ち着いてまわりも見れてああいうコトができるんだろうな。1点目のFKの印象が強烈に残ってるから、こういうスカし方も有効なワケだ。
やはり本田選手のようなああいった攻めの姿勢でズバズバゴールを決める選手に子供たちはあこがれる。ニュースで見たけどかつての中田選手を呼ぶように南アフリカの子供が「ホンダ!ホンダ!」と言ってたのが印象的だった。中国の新聞かなんかの見出しで「本田発動機」て書いてあったらしいのだけど、まさに「ホンダエンジン」だ(笑)。あの国でさえ褒めるのだから。
外国の子供が日本の選手のプレイを観てサッカー選手を目指すようになる。そんな夢みたいなコトが今まさに現実のモノとなりつつある。ある意味そういう歴史的・決定的瞬間をワタクシたちは目撃した。
もちろん2点目の遠藤選手のFKも最高!コレはもう教科書みたいなFKだ。今後こんなに綺麗なシュートてお目にかかれないぐらいの。1点目の本田選手のFKも良かったけどソレを上回るくらいビュリホーでエクセレントだ。おそらく日本サッカーを見続けてきて、絶望感に打ちひしがれてた人にとっては溜飲が下がる思いだったかと思われる。何年分の雪辱だろう。そんなシュートだった。
さすがにデンマークも1点を取り返してきたけど、フタを開けてみれば3−1で日本勝利。戦前の予想では良くて1勝1敗1分け、ソレもデンマークには勝つけどカメルーンには引き分けに持ち込めれば、、的な希望的観測だった。ソレさえも日本中「ソレはムリだろ、、」という雰囲気が漂ってた。人々はW杯に興味も無かった。ソレがどうだろう?この結果と状況は。
ワタクシ思うに、岡田JAPANはココ数年、世界をそして日本国民をダマし続けてきたんじゃないか?とさえ思ってしまう(笑)。ずいぶん長〜いドッキリのシコミだ。敵を欺く前にはまず味方からと言うくらい、まず負け続けることで興味を反らせる。そうするコトで「あの国は大したコトない」と外国にもマークされない。ノーマークだし、ナニクソ精神で日本は勝てたのではないか?いつか見返してやる、振り向かせてやる、とメラメラした思いがあったに違いない。油断させといてドン!だ。そのドン!は本番のW杯に標準が合わされてたのだ。ワタクシたちはみんなドッキリに引っ掛かったのだ。こんなドッキリなら最高だ。