過去があるから今がある。石(意思)が積み重なってココにいる。
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 やぎ本。⇒本が大好物なやぎのぢぇーむすくん(a.k.aかたこと)がオーガナイザーを務めるやぎの本棚、略して「やぎ本」。本や本にまつわる情報の紹介。神出鬼没でごくまれに登板します。
 ◇最新本◇  今年(といっても2021年だけど、、)読んだ本。後編 

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 Everyday39(エブリデイ・サンキュー)⇒katakoto cafe、やぎ本。につづくかたこと第3の架空のブランド。かたこと流に「毎日が楽しくなる」新たなアイデアを加えたグッズ関係のブランドです。
 ◇最新グッズ◇  『靴箱→ファイルボックスへトランスフォーム!』 

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年末恒例。

昨年の格闘技界の流れをご存知ない人のために、まずはかいつまんで説明。
昨年はPRIDEが消滅し(米団体UFCに吸収されたが、日本国内でTVがつかなかったためUFCに手を切られる)、PRIDEはどうなる?年末はどうなるんだ??という話題で昨年は持ちきりだったけれど、UFCと手が切れてからのドトーの展開で、旧PRIDEスタッフは「やれんのか!」という年末その日限りのイベントを開催するコトになり(地上波放送はKー1(HERO’S)がらみの試合のみ「Dynamite!!」内にて放送。本編はスカパーのペイパービューにて放送された。)、K−1とやれんのか!の格闘技大連立というビッグサプライズがあったのでした。
で、年末の「Dynamite!!」の感想。
Tプロデューサーも今大会のMVPはKID選手と言ってるけど、ワタクシも異議な〜し。KID選手の試合が一番面白かった。緊張感あったし。前回のビビアーノ戦も面白かったし、KID選手の試合はここんトコロいい。
カード発表された時はあまり面白みが無さそなガチガチな感じがしたけど。でもハニ・ヤヒーラ選手が寝技に優れてるのは知ってるので、ビビアーノ戦で対応が不完全だった寝技のレベルが数段上の選手との対戦なんてハードル高けぇなと。ソコをKID選手はどう攻略するのかなと思ったけど、まぁやっぱりグラウンドは避けたね。でもあそこまで打撃勝負になるとは思わなんだな。
桜庭選手と船木選手の試合はもう少し見たかったなぁー。船木選手がドレだけできるかをもう少し。でもさすがに練習と実戦の差は埋まらないと。桜庭選手の圧力とか観客の熱とかそういうあらゆる要素が、身体に緊張感を与えたり思考を鈍らせたりするんだろうね。コンディションは絶好調て感じだったけど。動きも7年前より良かったんじゃない?ていう。でもエアポケットにハマったみたいな、致命的なミスしたな。
船木選手も分かってるみたいだけど、コレはもう試合数をこなしてくしかないんだろうね。だから今回限りじゃなく、今回の試合でケガもドコも悪いトコがなければ、間を置かずどんどんやってった方がいいと思う。たぶん船木選手もそう思ってるコトでしょう。試合をやるゴトに船木選手の真価が発揮されてくのではないだろうか。でも試合開始後の彼のスっとした構えは「ああー、フナキだな」と思った。
今回の勝者をTプロデューサーはヒクソン選手に当てたかったらしく、6月に桜庭選手vsヒクソン選手の可能性が濃厚だという。
あと「Dynamite!!」内で放送された「やれんのか!」の三崎選手vs秋山選手の試合。あの熱はさすがにスゴかったね。アレが良くも悪くも一番注目されたんでしょう。あの会場の熱さを見ると「アキヤマ」ていう存在も悪くはないのカナ、とか思ってしまう。
やっぱり昨年大晦日のコトがあって以来、ワタクシも彼を認めてなかったし、昨年9月の韓国で試合というのが発表された時点でも「まだ時期尚早!」という感は否めなかった。こともあろうにメインてどうだ?!と。前座からやり直した方がいいんじゃない?と思ったし。でも対戦相手のデニス・カーン選手に完勝したという結果とあと彼は韓国では英雄扱いなんだよね。だから韓国のトップとして1年ぐらい韓国を主戦場にしてやってけばいいんじゃなかろか?ぐらいには思ってた。そして逆に日本からラブコールされるぐらいの存在になればいいんじゃねぇーの?と。だから今回の日本での試合というのはやっぱり反発心はあったな。
でも今回の試合は、彼の「みそぎマッチ」と見てて感じたね。三崎選手も同じ格闘技をやる者としていろんな思いがあっただろうけど、試合で戦ってるうちに「この試合は彼が立ち直ってもらうには良い機会になる」と思ったんじゃないだろうか。戦う者同士にしか分からない心の会話。ソレがなんか三崎選手から伝わってきたような感じがする。秋山選手コレを0に、ココからまた積み上げていかないといけないよね。今回はそういう機会を与えてもらったんだと思う。ただ最後のサッカーボルキックはいらなかったよな。その前のパンチで秋山選手も素直に倒れとけばよかったのに。アレは食らう必要がなかった。ていうかレフェリー止めるの遅いんだよ。ああいうのは1歩間違えば非常に危ないからね。
あとはヒョードル選手もさすがだし。なんかカラダ全部を「腕」にして逆十字決めたような感じだよね。頭を支点にして倒立をしての逆十字。アレじゃホンマン選手も力で持ち上げたりとかできないわな。動き自体はちょと古いというか、ちょと前のPRIDEの動きな感じ。ノゲイラ選手がちょとダブった。
ミノワマン選手は、ズール選手と試合をやると決めた時点でもうOKでしょう。アレはしょうがない。ボブサップ選手がやっと練習したコトを出せたというか、グラウンドでちゃん格闘技のムーブをしてるので「へぇ〜」と感心した。所選手は完ペキに飲まれてたな。アレは田村選手との戦いじゃなくて自分との戦いだもんね。ソレに負けたと。魔裟斗選手は完勝だし。
残念に思ったのは、大連立の影響からか(生放送の試合挿入を考えた構成?)カードの順番がメインじゃなかった試合がメインになったり逆もあったり、あと放送ではほとんどの選手の入場シーンがカットされたコトだね。やっぱ入場シーンは見たいよな。三崎選手が入場の時、手をグルグル回してたのを見て「須藤元気だ!」と思ったもんな。そういう楽しみもあるし。アレがあって試合に臨むココロ構えができるじゃん、見る側として。入場シーンがないと、以前やった試合のVTRとの区別がつきにくい。またそのVTRが長いし。本編かと思っちゃうもんな。ああいうのはTBSは特に多いからね。引っ張り過ぎっていう。魔裟斗の試合VTRなんてしつこいし。アレだったら入場シーンをしっかり見せてほしいよな。ヘンな視聴率の取り方はしてほしくないよね。