言葉のインパクトについて。
つづき。今回のコトでちょっと思うコトあってそのコトを書こうと思う。まず文章の書き方指南。グダグダ乱文雑文を書くワタクシが指南でもないけど(笑)。も1つは自己責任について。あとはプロてなんぞや、てコト。
まず自分が一番言いたいコトがあるとするでしょ。ソレをBとする。でその説明かなんかに必要なAという言葉がある。今回のコトで言えばAは「沢尻エリカ」ちゃんでBは「エンターテイメントの幼さ」だ。ホントはエンターテイメントの幼さ(=B)についてのコメントなり意見なりが欲しい、というかソコにスポットを当てたいのに、Aの「沢尻エリカ」についてのコメントや意見が、まぁあそこで言えば半数ぐらい?よせられてしまう。この本意でない現象。
今回で言えば「沢尻エリカ」という言葉のインパクトが強いワケだ。TVで騒がれTVやら何やら見てる人は彼女の情報が頭に蓄積されてる。刷り込まれてる。「沢尻エリカ」と言われれば、頭の中の情報が瞬時にいくつも浮かんでくる状態。で彼女について何かしらの考えや意見を持ってる。何か一言言いたい。となればAの「沢尻エリカ」をスルーできなくなってしまう。よってBについては語られなくなってしまうという事態になる。
こういう事態を回避するためには、Aのインパクトを弱めれば良い。そしてBへ導いてBについて語ってもらうように仕向ければいいのだ。なんならBの言葉に厚みを持たせ、インパクトを強めても良い。ようするにAよりBの言葉の力を強くすればいいのだ。
なぜか今回「沢尻エリカ」という固有名詞・個人名が書かれた。その方がすぐイメージしやすい・伝わりやすいというのがあったのだろうけど、ソレが裏目に出たというコトだ。よって「S.E」(本来イニシャルというモノはE.Sと書くはずだが、、、)とか「とある女優さん」とかいくらでも書きようはある。そうやってインパクトを弱めつつ、Bについてはカギカッコを使ったり(ワタクシがよくやってる)繰り返してみたり、別の例(あの横綱とかね)を引き合いに出したりして厚みを持たせる。そうするコトでBの方に興味を持ってもらう。今回のエリカちゃんは「一例」に過ぎないんだから。言い換えるコトで直接的でなく多少遠回しになったとしても、AではなくBを伝えたいのならそういうコトをする必要があると思うな。タイトルもマズったと思うな〜(笑)。つづく