過去があるから今がある。石(意思)が積み重なってココにいる。
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 やぎ本。⇒本が大好物なやぎのぢぇーむすくん(a.k.aかたこと)がオーガナイザーを務めるやぎの本棚、略して「やぎ本」。本や本にまつわる情報の紹介。神出鬼没でごくまれに登板します。
 ◇最新本◇  今年(といっても2021年だけど、、)読んだ本。後編 

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 Everyday39(エブリデイ・サンキュー)⇒katakoto cafe、やぎ本。につづくかたこと第3の架空のブランド。かたこと流に「毎日が楽しくなる」新たなアイデアを加えたグッズ関係のブランドです。
 ◇最新グッズ◇  『靴箱→ファイルボックスへトランスフォーム!』 

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 祝☆overcoat’s(オーバーコーツ)再結成記念!!  ワタクシが検索しやすくするため(笑)overcoat’sについて書いたブログをまとめて読めるようにしました。ブログタイトル下のカテゴリー「overcoat’s」をクリックしてね~☆
 ◇最新ブログタイトル◇   『Overcoat's(オーバーコーツ)21年ぶりの新アルバム!『9 numbers,Groovy!』を聴いて。♪♪その5♪♪』 

九州から帰ってもずっと聴いてたCD4枚。

ヴォヤージュ
ヴォヤージュ
アン・サリー

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ムーン・ダンス
デイ・ドリーム
Hallelujah~Live2001-2003
ブラン・ニュー・オリンズ(初回限定生産盤)
better than anything
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九州の旅から帰って1ヶ月、ずっと聴いてたCDのうちの1つ。旅日記でも♪BGM♪で紹介したけど、その後も引き続き聴いてた、ワタクシにはかかせないCD。しかも全曲聴いてるワケではなく②All I Want(ジョニ・ミッチェルのカバー)③Emoldurada④The Days of Wine and Rosesの3曲ばかり。買ってからずっと。
この人の声の何がいいんだろう?と思ってたら最近答えが出た。この人の声は夏には涼しく、冬には暖かい。cool&warm。涼しさと同時に暖かみを感じる。こういう相反する二面性を同時に持ってる声質、というのは珍しいんじゃないかと思う。流れるようなメロディ&歌い方に、清涼感のある声は夏の体感温度を2℃、下げてくれる。そよ風みたい。
②③④ばかり聴いてたのはその3曲にハマリきってたので、なかなか他の曲に移れなかった、聴けなかったというだけで、そろそろ他の収録曲も聴いてみよかなと。こういうCDて1粒で2度おいしい気がして、なんか得した気分。
次はJET LAG。

FIRST
FIRST
JET LAG

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Floater
Floater
JET LAG

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ジャケ画像がアマゾンで「NO IMAGE」だったので、自前。
JET LAGは現在は活動していないと思うけど(解散したのか実際のトコロはよくワカラナイ。消息を知りません。)、この先も良質なサウンドを残せるバンドだと思うんだけどなぁ、と今だ思ってるけどやってないモノはしょーがない。
mini album『Back on my mind』をタワレコで試聴して一耳惚れしレジ直行。ボーカルは声を張り上げて歌う腹式呼吸とは対極の声で、決して音程をしっかりとる歌い方ではなく、どっちかつうと1/fゆらぎみたいなファジー(古っ)な、透明感のある歌声。分かり易く言えば「カフェで流れてそうな曲」。でもこの2作と前作の『Back〜』の色が全部違うの。
『Back〜』はU−22(アンダー22才)ぐらいが適齢の、女のコの胸キュンPOPみたいな感じで、ワタクシのもう半分の染色体(言いかえればワタクシの中の乙女ゴコロ:笑)が「コレいい!!」と騒ぎたて、そんな期待を胸に聴いた次作maxi single『Floater』はまた毛色の変わった、ゆるやかで広がり感のあるほんわりした音。まさにFloaterて感じ。聴いてると眼球の焦点が定まらずぼんやりしてしまう。目は開いてるけどモノを見ていない。歩きながら聴いてるとフワっフワ2〜3ミリ浮きながら歩いてる感じ。チョコに例えると(笑)エアインチョコみたいな。収録曲のOn Fireて誰だったか忘れたけど洋楽のカバーで、この曲を聴くといつも、手を組み合わせて祈ってる女のコ&紅い花びらが上下左右ナナメに舞っている映像が頭に浮かぶ。伝わりやすく言えば赤毛のアンみたいなイメージ。女のコ(ひょっとしたら歳をとった「女のコ」も含めて)の内に秘めた炎、みたいな。
album『First』またちょっと打って変わって「陰」なカラーが入ってくる。アルバムは前作より全体的に少し大人びた、ビターな感じになる。2曲目Accelerationを聴いてこんな緊張感のある曲もできるんだぁ、と思った。ドラムがケッコー耳から離れない。9曲目Up,up to The skyはエロい!(笑)言葉は何だけど、なんかエロいて思っちゃうんだよなー。なんか甘いキャラメルとかトフィーとか、ちょっと舐めるのに罪悪感を感じそうなクリーム系の類のお菓子みたいな、そんな感じ。全然粘着質ではなくさらっと歌ってるのに、コード進行とか展開が粘着で(笑)甘美な妖しさを醸し出している。音程をしっかりはっきりくっきりとる歌い方の良さをイカンなく発揮してる。気だるい感じ。コレが一番表現としていいか(笑)。そうね、JET LAGて気だるいけど透明感もあわせ持ってるのが良い。「たるい」んじゃなく病的でもなくて。メロディもいいし。

スウィンギン!スマイリン!
スウィンギン!スマイリン!
アプリコッツ

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こちらもアマゾンに画像がなかったので自前。インディーズは画像があるのとないのとあるけど、在庫があるかまではわかんない。でもアプリコッツのコレに関しては、先月のライブ時に「カビが生えかけてるのがある」というようなコトを言ってたので(笑)、ヨシモさんにアプローチしてみれば、ひょっとしたら購入できるカモしれない。勝手にそう思ってるだけだから責任持てないけど。
今はネットで1曲づつ購入できるとかそういう時代になって、絶版したCDやレコードは、そういう風に復刻して購入できるようになるとソレはソレでいいけど、インディーズだとソレはなかなか望めないぽいし。タワレコに残ってたり、中古で運良く発掘できればまだいいけど。ソレでいてミュージシャン側は在庫を抱えてるとなると、双方にとって良くないコトこの上ない。コレだって景気いいCDなのに、こういう音楽を届ける術がない。いくらワタクシが「コレいい!!」てアピールしても聴き様が無いという。しかも現在は活動してない!(笑)と来た。じゃぁシャッター閉め〜ガラガラガラ〜、て閉めるなっ!
アプリコッツはヨシモさんのそっくりさんの(笑)アネ子嬢がドラムのバンドで、昔々の洋楽と歌謡アイドルを混ぜ混ぜして昭和仕立てにした音楽。ところで「昔」と「音」て字で書くと似てるね。全然関係無いけど。テンポがちょうど田舎の電車ののどかな感じとマッチしてた。ソレにしても昔の音楽はベースが活発だよな。ボンボンボンボン弦を爪弾いて。ピリ子嬢のベースに「大変だなぁ。スゴいんだなぁー。」と感心してる今日この頃。
しかし、中古屋とかで売ってるのを見かけたとしても置いてるだけだから、ホントに聴きたくて手に入れたいと願ってる人に届かないてのはガンなコトだよな、と思うので、ワタクシが買いあさって、いずれ店ができたら置くとかして「ウチで買えます」とすればちょっとはマシなのだろうか?中古屋に散らばってる状況じゃ、しらみ潰ししてくしかないワケだもんな。ソレより1箇所に集めてウチにあるとアピールした方が、聴きたい人が情報をキャッチすればウチにくればいいワケだし。コレは別に店じゃなくてもいいワケだけど。そのくらいの勢いで、聴かせたい気持ちあるなぁ。まぁでもそんなに簡単には中古屋でも見つからないんだけどさー(笑)。ごくたま〜に1枚見かけるだけでさ。