過去があるから今がある。石(意思)が積み重なってココにいる。
ムダなコトは1つもない。未来とは「今」の連続である。

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かたことの極私的「雑誌系」サイトです。(since 2004 Feb.)

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 やぎ本。⇒本が大好物なやぎのぢぇーむすくん(a.k.aかたこと)がオーガナイザーを務めるやぎの本棚、略して「やぎ本」。本や本にまつわる情報の紹介。神出鬼没でごくまれに登板します。
 ◇最新本◇  今年(といっても2021年だけど、、)読んだ本。後編 

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 Everyday39(エブリデイ・サンキュー)⇒katakoto cafe、やぎ本。につづくかたこと第3の架空のブランド。かたこと流に「毎日が楽しくなる」新たなアイデアを加えたグッズ関係のブランドです。
 ◇最新グッズ◇  『靴箱→ファイルボックスへトランスフォーム!』 

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「Good Melodies」ディスクレビュー♪②

①Son Of A Beach:「ダカダカダカダカダン」とノッケから景気がいいドラミングで始まるこの曲。サーフというコトでオートマでサーフ、ヨシモさんがサーフ、てあるようでなかった感じという。ストレートに元気になる曲だね。2番目始まり時の雄叫びが壊れかけのレディオ、て感じでいいですよね(笑)。
②Cruel To Be Kind:このイントロは何回聴いても「電車がホームにやって来た!」て感じだよなー。白線の内側までお下がりくださ〜い、て感じ。チャプ4の「Heart」のオリジナルの人と同じミュージシャンが作った曲、というコトで言われるとソレも納得という、可愛らしさが随所に散りばめられた曲。ヨシモさんて唄ってるのを聴いてると、結構コロコロ表情が変わってる。そんなコトを感じる曲。
③I Wanna Be Your Girlfriend:ハイ出ました!オートマの真骨頂というか、ガガガガガガガガとギターを刻んで、かなりジェットコースターな展開をする曲。この曲が「AUTOMATIC ERASER」の素になった、というコトなんだけどワタクシはイエチル+DANDY Rて印象。「ワナビー、ナンバーワ〜ン」てトコのドラムがダンディーR。ジスイズKADOTA RYOUJI!て感じです。間奏のギターやらBメロのベースとか全ての要素が定番で大好きな、200%ノリノリな曲。
④We're Not Deep:①〜③までノリノリ攻めで来て、ココらでちょっと毛色が変わってくる。始めは音数が少なくだんだん盛りあがっていくという、この展開はヨシモさんが好きなんだそうだ。ミョーに活舌いい唄いあげっぷりじゃないデスカ?て感じ。「アナダシッツっ!」とか。なんか自分の唄いっぷりでグルーヴを作り上げてってるという感じ。2番の「ル〜ズィ」ていう合いの手がチャプ4風味で懐かしく思われる。という具合でこの唄は少々クルチェル嬢が入ってるような気がする。
⑤Scuba Scuba:この曲はライブで先行で演奏してたんだけど、コレこそ「おもちゃ」ぽい、ていうかね。ペンキぶちまけてゲラゲラ笑いながらズンタカ演奏してるようなイメージ。ジェリービーンズみたいなすごくジャンクフーディーな曲。こーいうのヨシモさん好きよね。
⑥Ersatz:100m走みたいな曲。こーいう「場面転換」みたいな、ジングルに近い曲てのは、誰かからカヴァーしてくれ、てのはなかなかないんでしょけど、なんかバトルフィーバー(AT)の頃のヨシモさんが唄ったらピッタリ、だと思った。またはその頃のオートマをイメージさせるよな曲。唄い終わってもブイブイ楽器が鳴ってるのなんか、100m走でテープ切った後の、まさに余韻みたいな感じ。
⑦Ca Plane Pour Moi:この曲はフランス語らしいんだが、ちっともフランス語にキコエナイという(笑)。やっぱフランス語てさ、ハフ〜ンて鼻に抜けるじゃん。「アザブジュバ〜ン」とか。ぜんぜん鼻につまってるよね(笑)。かなりチャプ4寄りなノリの曲。
⑧Fool For You:ヨシモさんにしては珍しくかなりシャウト系なボーカル。ジスイズロック!という。前のめり系で、ロック姐ちゃんて感じで唄ってます。ソコに「ア〜」という可愛げなコーラスが被さってくるという、このギャップというかミスマッチ感覚がナンとも言えないハーモニーでいいです。コレまた失礼カモしれないけど、分かりやすく言うと志村けんのモノマネで「ア〜」て言う感じ。ワタクシが言う「ナ行」のイメージ、というのはこんな感じです。
⑨Keep On:ハイ出ましたバカな曲(言いきっちゃう)!いや、「愛すべき」バカな曲。キポーン♪の連呼のトコロで、あのー、ゆずとかのジャケで村上隆の花の絵があるでしょー。アレでヨシモさんだから「カエル」バージョンで、色とりどりのカエルちゃんどもが果てしなく横並びで「キポーン、キポーン」て唄ってる映像が浮かぶ。ホントに⑦⑧⑨と次の⑩とこの並びはバラエティに飛びすぎだよね。なんか「やったモン勝ち」というか、オートマというバンドの器のでかさを感じますよ。
⑩End It All:可愛さ満点な曲だよね〜。チッチとなんとかとかの小さなこいのものがたりだっけ?そんな世界。メロに対しての歌詞の割り振りなんだろけど、伸びやかに歌ってるのがいいよね。草原に少年少女がひざ抱えて座って、空を見上げてる光景が浮かぶ。
⑪Step Into Christmas:ヨシモさんがエルトンをやるとこーなる、という。あの「サムッ」てトコがかなり憑依してます。あの、カヴァーてよく言うけど、一般的には誰かの曲をやっちまいな!、という意味で使ってるけど、ワタクシ思うにホントはね、オリジナルのミュージシャンが憑依してくるぐらいのプレイてのがホントの意味で「カヴァー」してるというか。憑依てコトは被さってくるんだよね。だからカヴァー。だからホントはカヴァー「してる」のではなくて、カヴァー「されてる」。オリジナルのミュージシャンに。この曲の場合は、エルトンがヨシモさんの肩に被さってるよね。ソレを感じさせるのがホントのカヴァー曲、または「定義」なような、そんなコトを全曲通して聴いて思ったね。