過去があるから今がある。石(意思)が積み重なってココにいる。
ムダなコトは1つもない。未来とは「今」の連続である。

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 ◇最新本◇  今年(といっても2021年だけど、、)読んだ本。後編 

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 Everyday39(エブリデイ・サンキュー)⇒katakoto cafe、やぎ本。につづくかたこと第3の架空のブランド。かたこと流に「毎日が楽しくなる」新たなアイデアを加えたグッズ関係のブランドです。
 ◇最新グッズ◇  『靴箱→ファイルボックスへトランスフォーム!』 

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この国についていくつか断片的に思うコト。

3日の続きみたいなモンなんだが、「今現在の日本」は全体から個人という考えで行った方がいいと思う、と何度か書いたカナ?戦争以前の軍国主義、敗戦後のアメリカに追いつき追い越せの高度成長。全体が一つの目的に向かって団結する。だがソレは、ソノ考え方はいわゆるバブルが頂点。いやバブルも結局はブレーキが利かずに過熱した産物に過ぎない。たしかにこの国があの大国についでNo.2の位置にいるのは「全体」でガンバッタおかげであり、否定はしない。ただあまりにやみくもにガンバッタおかげで落っことしているモノは数知れない。ワタクシらの世代は彼らがガンバッタ、その尻拭いをしなければならない不遇の世代なのカモしれない。だがソレを嘆くべきではない。
バブルが弾けた後のここ10数年、諦め、シニカルな力のない卑屈なわらい、そしてもはやわらうコトもやめようとしてただ地面にへたりこむ。かたやナショナリズム、国力が弱いからダメなんだと単純に時代を逆行しようとする考え方。『ガンダムSEED』じゃないけど、力に対して力で対抗しようとしても憎しみの連鎖は終わらない。どこかで終わらせないと、歪ませなければいけない。いやむしろ歪んでるモノを正すのだ。その手に武器を持つのか。国家より、枠組みよりまず己のその手に問え。「おまえはどーなんだ?」と。たしかに強大な力が働いている。「自分」が埋もれてしまわない、見失わないように。より強固に「自分」というモノを意識する。
ビートたけしが「文化が入っていくのが一番早い」と言っていた。今、日本のいわゆるギャルゲーやH系のゲームが外国で人気らしい。今はネットによりいくらでも流出入がある。この日本も結局アメリカ文化漬け。ある意味「汚染」であり「骨抜き」である。ネガな言葉を並べたがでもソレは良い見方でも考えられる。適切ではないが、例えばブータンという国がある。ブータンで日本の人がいろいろレクチャーしたらしい。ブータン国民でその人の名を知らない者はいないとのコト。国民的英雄みたいなモノだ。そーいうの、いいじゃないかと思う。またそーいう人たちを裏切ってはならないと思う。中東のあの国もこの日本という国に対して好感を持ってたはずだ。だが今はあの大国にくっついて、言いなりで、中東のあの国を裏切っている。
この日本という国は世界から「金づる」だと思われているみたいだ。でもソレでゲンナリするのはいい加減にやめて、むしろソレを逆利用すべきである。世界から「金づる」だと思われているうちは、この国は世界にとって「なくなってはいけない国」である、実情はどーあれ。この立ち位置、というのはこの日本でしかない。あの大国に追いつき追い越せでガンバッテきたが、なにもNo.1になる必要性は何も無い。見ればわかる。あの大国がNo.1を維持していかなきゃならないのにどれだけパワーを使っているか。むしろこのNo.2の位置を有効利用すべきなのだ。あの大国の「No.1でいなきゃいけない心理」をもっと活用すべきである。
そもそも農耕民族が狩猟民族のマネをするコト自体ムリがあった。いい加減ソレを実感しているはずである。「全体で一つの目的」はもはやムリ、と書いたがアテネを見るとやっぱりこの国は全体でまとまっていくのが得意なのカモしれない。ソレはウラを返せばとなりの目が気になる世間体、なのカモしれない。この国で美徳とされている謙虚さ、繊細さ。ソレを嘆いてはいけない。むしろ他の国に対しての「差異」だ。たしかに一致団結して行きたいのだろう。そー思いながらだがしかしバブル後10数年、何も思い浮かばなかったじゃないか、目標が。
そこで「平和憲法」が取りだたされる。たしかにあの大国がくれたモノであるがいいじゃないか。どんどん活用しようじゃないか。ウチはコレがあるからできません!て突っぱねればいいんだ。おたくがつくったんでしょ?と。世界からも憲法に平和をうたってる唯一の国だ、て目で見られてるはずなんだ。ソレなのに今ソレと逆のコトをしつつあるよね。いいか、ウチはトンデモないモノを落とされてるんだゾ、と。ウチは簡単に力で訴えるようなコトは世界的に見ても「できない」はずなんだ。だったらもっと「平和」を推し進めればいい。おとなりの国に人をさらわれて、取り返そうと躍起になってる。その状況は他国から見てもウチの理念をかんがみれば「納得」いくはずなんである。その方向性、粘っこさは間違っていない。折角ソレができるこの国の立ち位置、なんである。力以外の文化などでもって、謙虚さ繊細さ、ソレにプラスしたたかさを持って臨むのが、今後、日本人が向かっていく目標であり、国のあり方、だと思う。