1,000,000 Wheels Orchestra!!!
ワタクシの3大スポーツといえば、プロレス(格闘技)、スケート、そしてツール・ド・フランスというコトでツールの季節がやって参りました!!。ツール・ド・フランスをご存知ない方に簡単に説明すると、100年の歴史のある熱きオトコたちの自転車レースでございます。去年が開催100周年という記念すべき年で、今年はニューセンチュリー、101年目という新世紀に突入!
レース自体は既に今月3日からやってて、25日までなのでもー後半戦。CS(スカパー)では連日放送されてるんだけど、地上波はフジテレビ系列で明日の深夜、前半戦のダイジェストが放送されるみたい。オープニングテーマ曲、Tスクエアのチェイサーがタラララッタッタ、、♪て流れ出すともー胸が高鳴る!夏本番!という感じ。
とにかくこのツールに限らず自転車競技、というのはマラソンとF1が混じったようなナンとも不思議な感じで、F1でもチームワークで攻めたり、マラソンのように選手個人個人の駆け引きがあったりするけど、あんなでかいマシンじゃなしにしかも「人力」という。だから息遣いが聞こえてくるし、かと思えば山を下っていく時さらに思っきし漕いで時速80km、なんてスリル満点なスピード感も味わえる。コレで落車、なんて日にゃ山から転げ落ちるんじゃナイカ、ぐらいのスッテンころりん具合でございます。ズサーーーッて。摩擦でアチーーッて。
ワタクシもスケートやって、始めのうちはコンクリの上に転がされるコトもあったけど、アレはまともに行ったらそりゃダメで、もーこりゃ転ぶしかナイナ、なんて判断で自ら転ぶ体勢に入る。いわゆる「受け身」で大袈裟にゴロ〜ンと転がれば、骨まで行かないで肉でダメージ吸収できるモノなんだけど、もーそゆレベルじゃないだろ。でも落車してもケガしない選手もいるんだよな。疲れて判断も鈍るだろし、あのね、結構誘惑もあるんすよ。「転んじゃった方がラクだろな、、」ていう甘い誘惑が、、。
かと思えばホトンド1日中レースやってるんで、車上でメシ食ったり水の渡しっこしたり、レース最終日「オレたちもー勝敗かんけーないもんね」組がサイクリング楽しんでたり、そーいう人間味あふれる側面もある。このギャップが独特だろな。で、歴史がある由緒正しい競技だから選手たちがミョーに紳士的だったり。レース中1対1の争いを繰り広げてる最中1人が落車しても、もう1人は落車した選手が戻ってくるまで徐行運転してる。そして戻ってきたら「さぁ、さっきの続きだ」。もちろん勝敗はあるんだけど、みんなレース自体を楽しんでいる。このツールに出るコトを誇りに思っている。ソレが魅力。
そしてワタクシがアツくなった理由として、ランス・アームストロング選手がいる。とにかく彼の足はスゴイ。馬ではよく「末足」なんて言うが、まわりの選手がトップギヤのフルスロットルでヒィヒィハァハァもんなのに、彼はソコからさらに2段ぐらいギヤチェンジしてぐいぐい進んでいくのだ!まさに驚愕。神の足。そんな彼は大会6連覇という史上初の偉業に挑んでいる。7月17日現在、13ステージ1位で個人総合2位という、彼の常勝パターンだ。
http://www.jsports.co.jp/tour/pc/ ←ツール・ド・フランスのサイト
今年はあの「一面のひまわり畑」が見れるカナ?いつかアソコ駈け抜けたいね〜。