今年(といっても2021年だけど、、)読んだ本。後編
書こう書こうと思って先延ばしとなったやぎ本第2弾!2021年に読んだ本の後編。もう前編から5ヶ月経っちゃったのか笑。まーいいや。
去年前半は図書館でGETしたリサイクル図書を読んでいたけど、緊急事態宣言が緩和された後半は図書館で本を借りて読んでた。
この本は感想ブログも書いたけど、この本を皮切りに著者である小野寺史宜(ふみのり)氏の本を何冊か読んだ。
この人の書く小説は大きな出来事は起きないけど、主人公がゆっくりと一歩を踏み出すというお話が多い。3冊読んだけど、やっぱり初めの『ひりつく~』が一番良かったかな。
次はワタクシの中では定番となった伊坂幸太郎氏。はじめ3部作とは知らずに3作目である『AX』を読んでしまった。どうも「殺し屋」シリーズというのがあって、そのシリーズには1作目『グラスホッパー』、2作目『マリアビートル』があるぞというのを知ってから、『AX』を読み終えた後1作目の『グラスホッパー』を読んだ。この本は著者がまだ作家としてのキャリアが浅い頃の本だからか『AX』より読みづらかった。まだこなれてない感じとでも言うのかな。最後に2作目の『マリアビートル』を読んだのだけど、同じ作風の小説を立て続けに読んでたので300ページ目ぐらいまでは、さすがに飽きてきたというかあまりページが進まなかった。けど、その後はエンジンがかかってきてぐいぐい読み進んだ。東北新幹線の車中が舞台なんだけど、3部作の中ではコメディ色強めで一番面白かった。
次にちょっと軽めのテイストのが読みたかったので、図書館に新しく入ってた津村記久子嬢の本を読んだ。ワタクシが注目してる作家なので図書館に新しい本が入ったら必ず借りるコトにしてる。この本は「なーんか読んだコトがあるような、、既視感があるな」と思ったけど、たしか同じく津村嬢の著書『まぬけなこよみ』だったかなー。なんかもう1冊あったような気もするけど、、ソレと似たような感覚に読んでてなった。あーコレぞ津村節だ、ていう。
コレが去年最後に読んだ本になるのかな。500ページぐらいあるんだけど、ワタクシは読むのが遅いので結局1ヶ月くらいかけて読んだ。著書『教団X』とかよりも数段レベルが上がってるような感じがした。ぐいぐい読ませる。
今は前回書いたけど去年11月に新たにGETしたリサイクル図書を数冊読んだ後に、図書館で借りた、同じく中村氏の『カード師』を読んでいる。