2022・1・5新日本東京ドームTV放送を観て。
引き続き当日深夜放送の1・5新日本東京ドーム。1・4でIWGP世界ヘビー戴冠したオカダ選手vsオスプレイ選手の防衛戦とIWGPUSのKENTA選手vs棚橋選手の2試合。
久しぶりの日本でのオスプレイ選手の試合。何分経過の段階か分からないけど、まだお互い慎重にじっくりと探りあいをしながらの攻防。オスプレイ選手はアメリカで試合をしてるとはいえ、日本では久しぶりというのもあるのか。かたやオカダ選手はオカダ選手で久しぶりのオスプレイ選手だからじっくり反応を見ながらやってる感じ。オスプレイ選手も瞬間のスピードはさすがに速いけど、まだポイントポイントでしか飛ばず、じっくり力強さを感じさせる攻め。アメリカナイズドされた闘い方になってるのか、はたまたジャパニーズスタイルを思い出しながら闘ってるのか。
場外後、攻防のギヤが上がってきたな。うわ、鉄柵越えのボディープレスでヒザしたたかに打ったなーオカダ選手。と思ったら照明用に組んでる鉄骨の足場からオスプレイ選手ダイブ!うわ、ほぼ当たってない!笑。着地の足大丈夫かな。飛ぶだけじゃなくて力もあるしなー。サマーソルトの回転の速いコト!場外ツームストン。攻め込まれるとオカダ選手はえぐい一発で返してくしかないんだよな。昨日のダメージが無いわきゃないんだよ。でもソレを感じさせないファイトだもんな。リングていう一応「枠」があるけど関係ないよな、めっちゃ立体的な闘い方だもんなオスプレイ選手は。ある物は「ジャマ」とか「障害」じゃなくて「利用する」て感じ。おおー掟破りのストームブレイカー!攻め込まれてるからオカダ選手もこういうので返すしかないんだよなー。んーレインメーカーをスパニッシュフライ!やっぱ飯伏選手とかが本来はオスプレイ選手みたいになってないといけないんだよなー。もう飯伏選手は年なんだろうね。回復力がないんじゃないのかな。そして逆レインメーカー!
でもこうやって見るとやっぱオカダ選手は王者らしい闘い方だよな。お、川田のステップキックだオスプレイ選手。そして丸藤選手のトラースキック。と虎王まで出した!やっぱ外国人てノアとか四天王プロレスを観てレスラーになったていう選手も多いからかなー。レインメーカー一発でピンか。
そしてUS。棚橋選手もイス使い放題かー。逆にいえばココまでやるのは「ノーDQ形式はコレ1度きり」て考えてるからじゃないかな。ただタナ、武藤選手もグレー・トムタてもう1つの顔があるんだからな。でも棚橋選手の試合でこんなにモノが散乱してる景色も新鮮ではあるよな。KENTA選手机セットしっかりやってるな。前にヒドイ目にあったから笑。うわートップロープからの机上ファルコンアロー!コレはキツイなー。KENTA選手が自分の尻で机割ってないトコロに直接棚橋選手机にぶち当たって。普通は机上パイルドライバーとかかける側が先に尻で机を割るんだよ。ソレからさもかけられた側の脳天で机が割れたように見せるモンなんだけどな。
照明用のラダー?デカイなー。下ガタガタなんじゃないのか?文句言いながら準備に手こずるKENTA選手笑。で他に机もセット。入念だな~。ラダーの1番上は5mぐらいあるよな。うわ、揺らされて顔面からバケツに当たりに落ちに行ったわKENTA選手。すげぇな~。わざわざバケツの上かよ。プロだなKENTA選手。そして棚橋選手が今度はラダーからハイフライ!うわ、KENTA選手顔の出血が。てか机に血が。背中裂けてるんじゃないかなKENTA選手。コレで獲ったか棚橋選手。説得力は抜群だわ。
オカダ選手が猪木に呼びかけてる。コレはオカダ選手しかできない役だもんなーたしかに。棚橋選手でもないし、もちろん鷹木選手でもない。やっぱり「50周年」「猪木」となるとオカダ選手が王者、てコトなんだろうな。
50年の歴史、といえばソレこそ電流爆破もあったし、認めるかどうかは別として「コレも新日本」ではあるのカモしれない。たしかにテレビ映えのする、いわゆる「映(ば)える」試合形式ではあるし、カメラも撮りがいがある感じだろうけど、オスプレイ選手はこんな派手にギミックを使わなくてもヒケを取らない立体的な試合を展開できるんだよな。逆にそっちのスゴさも光る。別にハードコアとか否定はしないけどさ。でも他のこういった形式の試合と比べても、闘いはあったと思える試合だったな。ソコはさすがメジャーリーガーて感じ。単なる仕掛けに頼った「見世物」にはならず、ちゃんと「プロレス」だった。
ただ思えばKENTA選手も棚橋選手も便利屋になったよなー。「成り下がった」て言ったらキツい?だろうけど。ちょっと前なら今回のKENTA選手の立ち位置=クリス・ジェリコ選手だったワケだよ。ああいったピーク過ぎたちょっとロートル的な外国人レスラーが変わったルールで試合するみたいな。コロナで海外からなかなか選手も呼べない中で、その役目を今回KENTA選手がやったみたいな見立て。KENTA選手もアメリカ在住だけど、フリーだからかなんかいいように使われてるよな。棚橋選手は棚橋選手で、彼もピークを過ぎて使い道に困ってる運営側がこういう案でなんとか「棚橋選手がベルトに絡めるように」というのと「根強いタナ人気を利用して」という思惑がありーの。棚橋選手はまだ緊急的リリーフ的扱いで世界ヘビーにも絡めるけど、KENTA選手はせいぜいUSかNEVER止まり。そのへんで転がされてる。
【お知らせ】
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2022年1月7日
KENTA選手が、鼻骨骨折、左股関節後方脱臼骨折、背部裂傷、左環指腱性槌指のため、1.8横浜アリーナ大会を欠場へ。代替選手は“X”https://t.co/SPU0ksVp0X#プロレスのチカラ #njpw #noah_ghc pic.twitter.com/yezPcUsxvm
しかしジェリコ選手の代わり、海外からやってきた大物フリーガイジン選手の役割(あくまでワタクシの見立て)をやったKENTA選手の代償は大きい、、。ジェリコ選手のサイズならまだしも、ジュニアサイズのKENTA選手があんな無茶やらかすんだからそりゃこーなるわな、ていう。KENTA選手のツイートも見たけど、重傷じゃねーか。。
かたや棚橋選手はどうなんだろうな。無傷なの??無傷なら無傷で、こういうハードコア形式向いてるとも言えるけど、どうやら本人はこういうスタイルは「虚無感」「レスリングがやりたい」とのコトで。ソレを「そんな悲しいこというなよ」と大怪我負ったKENTA選手がなだめるていう。。どっちが勝者だか敗者だか、、。まーKENTA選手のほうがより「プロレス」てモノを広く捉えてるし、フリーだからハングリー精神が強いんだろうな。でも棚橋選手の虚無感発言も自分のファンに向けたものカモしれない。「オレはこんな試合やりたくなかったけど、、」ていうファン向けアピールで納得してもらうていう。
で、↑の引用した記事にも書いてあるように、本日8日はノアとの対抗戦なんだけど、ノア杉浦軍に入る予定だったKENTA選手の代わりのX。ワタクシの予想は、やっぱりノアがらみじゃなきゃ面白くないというコトで、当日試合あるのかチェックしてないけど金丸選手?石森選手?大穴でザック選手!でも相手が鈴木軍だから金丸選手ザック選手はないか。。まーどうなるコトやら、、。
追記:そーか石森選手もカード組まれてたのか。。じゃあYTR選手でもしょうがないか。ああいうキャラでかき回すしかない。サク選手は好きそうだけどなYTR。本来だったらKENTA選手が出て、裏切るのかどうかみたいなトコロが見どころだったワケで、、。でもノアがらみの選手が出払ってるならしょうがない、というかそもそもこのカード自体意味が無くなった。。矢野選手で「無かったコト」にするワケだ笑。