野党共闘は夢物語なのか、、?
衆議院選挙から1週間経った今日、「まーやっぱしね」というネット記事が。「維新と国民が改憲に向けて連携強化」だってよ。維新に票入れた人はココまで考えて入れてるんだろうね、、?まさかこうなると考えないで入れた??
自民公明の与党でもなく、立憲と共産党の野党共闘でもない、とじゃあ第3の選択的に「維新」て人、浅いよ考えが。いろいろ言ってるけど維新は改憲まっしぐらの党だからね。ソコは自民よりも極だと思ってる。前は「第二自民党」とか言われてたんだから。二軍だよ二軍。で、最近国民は「他党とは等距離で」とか言いだした。だからワタクシは「あーコレは」と思ったよ。コレはこーなると。
「維新が受け皿」になったていう意見があるけど、その考え方が当てはまるのは限定的だと思う大阪は維新王国だけど、あとはちらほらという感じで、ほとんど自民が勝ってるんでしょ。大阪特有のノリみたいなモノを全国に広げるコトができるか、受け入れられるのかな~?ワタクシはムズかしいと思ってるけど。だから今回の維新の大躍進、アレは今回限りだと思うよ。あそこまではムリでしょ。維新も分かってるんじゃないの?だから早くも国民と連携強化、なんだよ。
維新てそもそも「キャスティングボードを握りたい」ていうのが党の存在意義で、ソレが今回目的達成できそうだ、てコトだよな。で、国民は維新だけじゃ少々足りない、てときのキャスティングボードのキャスティングボード的党みたいな。孫請けみたいな感じだよな。
一番ビミョーな立ち位置になるのが公明なんじゃないかな。改憲となったとき、自公連立が崩れても自+維+国民とかいう組み合わせになる可能性もある。公明は自身を「ブレーキの役割」とか言ってるようだけど、ブレーキが利かなくなる可能性があるよね。自民としては切り易くなる。
とにかく今回の維新の大躍進によって改憲の可能性が高まる→戦争に近づく可能性が高まるてコトだよ。いいの?ソレで。ワタクシは戦争から遠ざかるほうを選びたい。今後もね。
かたや野党に目を移すと、結局野党共闘は夢物語?幻想?だったみたいな、早くもそんな感じになってる。今回の選挙で「もうしらけちゃった」みたいな感じがありありと伝わってくる。連合もだけど、立憲から距離を置いてく。共産党だけ離れず。
衆院選が終わって「野党共闘は失敗だった」というプロパガンダがメディアでさかんに流されている理由は、それが自公にとって大変な脅威だからだというのがよくわかります。中島岳志さんが今週の週刊金曜日で書かれているように、野党共闘が徹底されなかったことこそが今回の敗因です。 https://t.co/PGK8Xll5FX
— 想田和弘 最新作「精神0」DVD・最新刊「なぜ僕は瞑想するのか」発売開始 (@KazuhiroSoda) 2021年11月4日
選挙の中身としては決して悪い内容ではなかったと思うんだけどね。互角かソレ以上に戦えてた、または惜しくも敗れたていうのも多かったんでしょ。あとは地力の差だったていう。ワタクシは野党共闘はまだ始めたばっかしなんだから、長い目で見なきゃダメだと考えてるけど。でもすぐ結果を求める人が、立憲の党内にもいるてコトだよな。じゃあ共闘しない、て言っても元に戻るだけじゃん、てハナシでさ。結果が惜敗でも立憲の枝野氏が代表を辞して他の人に変わるという。党内も共闘派と非共闘派と分かれるんじゃないの今後。
結局足引っぱってるのは連合なんだろうな。共産と組んで欲しくないんでしょ?ソレは変わりそうにないし、共産党は選挙終わって何も考えが聞こえてこないし、、。
自民党は一応菅政権から岸田政権になって「変わった感」を演出したワケだ。あんな総裁選なんかいかようにもできるワケだけど。公選法も関係ないし、もしかしたら初めから結果が決まってた「出来レース」カモだし。でもああやって「劇場化」するコトで見事に支持率は上がったじゃん。アレで一応は新しさを打ち出すコトに成功した。でも野党は結局今までの古い顔が数人並んで手を組んだだけなんだよな。何も新しくなかった。しかも共闘とは言うモノの実はバラバラ、ていうのが透けて見えたていうね。ソコの差はあると思う。やっぱ「選挙に勝つため」だけの共闘じゃムリなんだよな。ソレが今回分かったてコトなんだと思う。有権者に「勝った先」をイメージさせなきゃ。だから単に若返りしても意味なくて、はっきりビジョンを見せないと。
とにかく現状は野党はバラバラの方向を見てる感じ。立憲は分裂しそうだし(またかよ、て感じだけど)、国民は離れて維新と、ていうか維新含めて自民にすり寄りそうだし、共産党は古いイメージから脱却できないまま、立憲とも共闘できず立ち尽くしそうだし。このままだとたぶん来年の参議院選挙も野党にとってはムズかしいだろう。連合を切ってあくまで共産と組むのか、元の状態に戻るのか(ソレでは勝てないけど)、現状バラバラになったまままた選挙に突入するのが目に見える。決して自民も人材豊富なワケではない。総裁選で結局石破氏野田氏そして進次郎氏は今後もムリだろうなというのはバレてしまったし、あとは河野氏高市氏ぐらいなモンで、安泰ではない。でも野党も何か根本的な部分を変えないと、この先ずっと勝てないままだろう。
たしか200人擁立とか以前言ってたような記憶があったんだけど、100人だったか。もういっそ共闘は見切りつけて、れいわ独自でどんどん人立てたほうがいいんじゃないか?とか思ったり。そのほうが早いんじゃねぇの、ていう。でもちょっと機を逸した感はあるけど。前の勢いがあったときに一気にやるべきだったカモなーとかも思うけど。今はやっと太郎氏が議員復帰して仕切り直して感じでしょ。でも共闘が煮え切らなかったら、いずれやるカモね。
今回分かったのは「古い顔」が落選して、世代交代が求められてるのは分かった。だからコレまたいっそ、平均年齢の低い若い人たちがまったくの新党を立ち上げて選挙戦ったほうが、案外早いのカモしれない、ていう。中居くんが言ってるのは半分皮肉のように聞こえるけど、投票率が低いていうのは、ソレだけ政治に「魅力の無さ」「諦め」てコトなんだと思う。投票する人はもうだいたい決まってて、今後もたぶん考えは変わらない。となるともう無党派層を掘り起こすしかないと思うんだよね。ソコに伝わるような戦略、ネット、メディア使ったり広告宣伝。コレて¥かかるワケなんだけど。。