『機動戦士ガンダム 水星の魔女』とは何ぞや?
今週のガンダム界ビッグニュースといえば『機動戦士ガンダム 水星の魔女』!7年ぶりの新作TVアニメとのコト。かつて「多様なメディアで展開うんぬん」と言ってたけど、まぁ今の時代テレビ以外で観る楽しみ方もあるけどさ、やっぱしテレビ無いとねぇー。新作TVガンダムに飢えてたので、まさに「待ってました!」だ。
ただしまだタイトルだけで、ヒントになるのも「水星」「魔女」しか無い。映画だけど『ククルス・ドアンの島』もやるので、たぶん宇宙世紀モノではないと予想。まぁ「魔女」ていうのがいかにもファンタジーな言葉なので、リアリティー寄りの宇宙世紀の世界観にまず合わない。NT(ナラティブ)やUC(ユニコーン)で、ニュータイプ(サイコミュ)能力の表現をメインに取り扱ってるので、アレと同じようなコトやってもしょうがない。だからたぶんアレとはちがうアプローチだろう。または宇宙世紀以外の異世界で、アレと同じようなモノをやるのか。まぁアレだとファンタジーというよりオカルトになってしまうけど。。
でもってついに「水星」が登場。木星は『Z』で「木星帰りの男」としてシロッコがいるし、『OO』(ダブルオー)ではELSとの対話の舞台がまさに木星。火星は『AOZ』の舞台。月はしょっちゅう出てくるし、『ムーンガンダム』てのもある。だから地火木とは逆行して、水金地、、、金星で何かあったっけ?なんかのガンダム漫画ではあるんだろうなたぶん。で水星はたぶんお初だ。ただ実際に舞台になるかは分からない。シロッコの『木星帰りの男』と同じように、実際に水星そのものが物語上に出てくるワケじゃないんだと思う。あくまで『赤い彗星』みたいな感じで呼び名というか通称的なモノなんじゃないかと。今思ったけど、もしかしたら『水星の魔女』と恐れられる組織的なモノなのカモしれない。1人じゃなくて組織の通称、て感じ。
でもガンダムは基本テーマとして「no more war」だから、ソレは変わりないと思うけど。
てかワタクシはストーリーうんぬんというよりも「はよMS見せいぃぃ!!」て感じ笑。あたらし~もびるすーつでざいんうぉぉぉーー!!
気になるのはどなた方がMSデザインやるのか。だいたい最近は決まった何人かでやるじゃない。大河原氏、海老川氏、形部氏、カトキ氏などなど、、、。まーソレも無難だしいいんだけど、正直新鮮味には欠ける。できれば1人でも新しい人起用してほしいよな。新しいデザインラインが見てみたい。ソレでちょっと野心的というか冒険的というかね。せっかくこういうタイトルなんだし。
『ターンエーガンダム』のシド・ミード氏とか奥山清行氏の『ガンダムG40』とか、こういう野心的なの期待しちゃうよな。はじめはヒゲヒゲ言われてバカにされてたターンエーも、今やカッコいいし(とくにターンXとか敵のMSとか)、奥山氏のG40も人の動き方により忠実な形でリデザインしたガンダムで、たしかに好き嫌いはあるだろうけど、ワタクシはこの後のガンダムプラモに影響をかなり与えてるように思う。足の3分割とかさ、太もも付け根の引っ張り出しとか、画期的なアイデアだと思うよ。だから今までまったくガンダムとかロボットアニメにノータッチだった異ジャンルのデザイナーとか1人でも起用してみたら面白いと思うんだけどなあ。
まぁでもどういう形になっても、楽しみは楽しみだけど~。