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2020年プロレスを振り返る。その5

www.tokyo-sports.co.jpあとその他としては、全日本プロレスの社長だった秋山選手がDDTに一年間のレンタル移籍をしたコトだな。社長が他団体へ移籍てなかなか無いよね普通笑。秋山選手ご本人もインタビュー記事で語ってるように、ま、事実上の厄介払いだよな。オーナーからすれば使いどころが分からず、しかもベテランだから高給取りで、、。全日本からしたらもてあましてたワケだ、秋山選手を。でも捨てる神あれば拾う神ありで、DDT高木社長がこの件についてどう嗅ぎつけたのか経緯は知らないけど、スムーズにDDTへのレンタル移籍と相成った。表向きは「レンタル」だけど、ほぼ移籍でしょ。

DDTと秋山選手なんて水と油みたいなモノで当初は「合うのかしら、、?」と思ってたけど、さすが秋山選手、、というかたぶんコレは高木大社長の手腕によるトコロも大きいんだろうと思う。彼の眼力というか嗅覚というか、DDTという団体にあえて「王道」である全日本の血を受け継ぐ秋山選手を加えるコトでの異物混入感、効果を狙ったワケで、コレは大成功だった。もともとDDTにはこういった「できる」ベテランの選手がいない。その空いてた席に秋山選手がちょうど良く納まった。秋山選手に限らず「この選手はどうやったら光るか?」という術を高木社長は熟知してる。選手の魅力を引き出すのが巧い。

2020年のDDTは秋山選手抜きでは語れない、ソレぐらい存在感があった。でもある意味「劇薬」なだけに、団体が上り調子のなか、たとえば秋山選手が一時的に抜けるなどしてたら、展開がストップせざるをえない。そういうリスクはあったとも言える。1人の存在に頼ると、失ったときにダメージが大きい。そういうリスクは伴う。

本来なら自分の団体である全日本でこそ、秋山選手がDDTでやったような「選手の壁になる」「選手を育てる」というコトをもっと全面的にやれればよかったのカモしれないが、コレが社長と兼務の選手のツラいトコロでもあったのだろう。しかし他団体であるDDTでなら社長業は高木社長に任せられて、自分は一選手としてリング上に専念できるという状況も、秋山選手のポテンシャルを存分に発揮できる理由でもあったのだろう。DDTと全日本の価値観が「水と油」だったからこそよかったのカモしれない。

あと女子に目を移すと、ワタクシが注目してた山下りな選手がデスマッチでブレイクした。彼女は2020年、FREEDOMSというハードコアデスマッチ団体でブレイクした。団体に参戦してる葛西選手も言ってたが、ワタクシからすれば「今ごろ遅ぇよ!」である。ワタクシは3年前ぐらいかな~?サムライTVかなんかの2017年とかのOZで山下選手を見て「なんかこの人テンション高ぇな~~!笑」と思ってから、ワタクシはテンション高い選手が好きなので、ソレ以来彼女を注目してたのだ。

顔立ちも整ってるし、ワタクシから見れば美人さんだと思うし、髪も金髪のストレートでキレイな髪で、タッパもあるし体格もあるしで、コレはうまくすればWWEでも通用するのでは?と当初は思ってたけど、今はエクステ付けまくって、どうにもご本人に欲が無いのか、、と思ってたらこういうアンダーグラウンドな方面がどうやらお好きみたいで。。なんだか少々もったいない気もするけど、まぁ本人が好きなコトをやればいいんであって。本人が好きなコトやって輝いてるのだから、ソレはソレで大変喜ばしいコトだ。

2020年に関してはこんなトコロかな~。