2020年プロレスを振り返る。その2
では、新日本への文句のつづき笑。
百歩譲って、内藤選手は二冠に縛られて自由に動けないというのはあるだろう。しかしインターコンチの価値てどこ行っちゃったんだろね?笑。二冠持ってると必然的に狙われるのはへビーのベルトになるワケで、どちらかというならみんなヘビーのベルトが欲しい。誰も「インターコンチに挑戦させろ!」とは言わない笑。だから二冠統一まではよかったけども、その先のビジョンがイメージできてなかったていうのがブレーンというかこういうのを考えてる人たちのミスというか失敗というか。
ワタクシはたぶん内藤選手に二冠持たせておいて、コロナが収束してもとのように外国人選手とか戻って、また選手がいっぱいになったら、二冠をバラしてインターコンチ復活!となるのカモと。ホントだったらKOPWの定義=インターコンチでもよかったはずなんだよな。ヘビーは王道と言うかメインストリートだけど、インターコンチは自由というか。そもそもインターコンチの存在理由であり定義をハッキリさせていないから、無きに等しい存在になるワケで。NEVERのほうが存在意義があるし価値があるよ、と。
6月だっけ?興行再開させて、でもまだ外国人選手が来日できない状況で、リリーフ的に祭り上げられたEVIL選手。どうせこの状況だから、じゃあEVILを押し上げましょう!そして二冠も持たせましょう!ベルト前線に絡めるようにしましょう!て感じでやったはいいけども、内藤選手が二冠を取り返しジェイ選手が戻ってきたら、もうEVIL選手ダンマリ。。さらにまたコロナで状況が悪くなるカモしれないから、ジェイ選手とEVIL選手の立ち位置争いというか主権争いみたいなコトも出来ないで、なんだかモヤモヤしてる。ジェイ選手がまた来日できなそうだったら、EVIL選手がまたリリーフするのカモしれない笑。
まぁでもいすれはEVIL選手とかSANADA選手とかの世代がベルト争いの中心にならないといけなくなる。ソレももう目の前だ。だからいい機会だから今回EVIL選手に持たせたワケだ。
SANADA選手は「株を上げたな」と思える数少ない選手だ。勝ったあとの決まり文句「○○の会場が一番好きです!」とか「ギフト」でメインをしめられるようになったのが大きい。SANADA選手はいわゆる「何でもできる君」でオールラウンドプレイヤーだが、SANADA選手のレベルの高さが再評価された。ソコにちょっとSANADA流の「らしい」ユーモアを表現できるようになったのが高評価の理由だと思う。
内藤選手のほかに、オカダ選手やオスプレイ選手が一歩引いてるのが新日本をイマイチつまらなくしてる原因カモしれない。オカダ選手やオスプレイ選手はOーカーン選手を押し上げるために絡んでる格好だ。ようするに、誰も牽引してる人がいない。ソレが問題だ。一歩引くのもいいけども、誰か1人ぐらいは「オレがやったるぜ!」ていうイキオイのある選手が団体には必要だ。
団体を牽引する位置的に飯伏選手には頑張って欲しいし、もう王手かけてると思うんだけども、イマイチ抜け切らない。飯伏選手は所属になって「よし、俺はこの方向でこのスタイルで行こう!」と自分なりに決めたのだろうけど、ソレがイマイチ需要がないような気がする。「ハマってない」てやつだ。
この指摘をしてる人を聞いたコトはまだないけども、「~裏切らない」とかあんな自分が元いた団体のユニット(ダムネーション)の決まり文句「~結婚しない」をパクったようなコトを言っててはダメだと思う。あんな分かる人だけ分かる的なコトを言ってると、存在がちっちゃくなっちゃうからだ。飯伏選手に求めるのはあんな優等生みたいなキレイゴトじゃなくて、取り繕わない自分をさらけだす&感情を爆発させるてコトだよ。イコール遠慮しないてコト。一時期よりはいいけど、まだ遠慮が見える。激情を見せろ。たぶんソレさえできるようになれば、オカダ選手内藤選手に並び立つと思う。このままだと後藤選手のような「惜しい」存在になってしまうよ。EVIL選手も同様。突き抜けろ!
その3へつづく