存在が語る。
www.bbc.com今回の参議院選挙の特定枠を利用し立候補→当選したれいわ新選組(新「撰」組ではない。ワタクシは今回はじめて知った笑)のおふたりが国会に初登院したという記事。
ワタクシは、日常生活すら大変厳しいおふたりが、ソレでもなお勇気をもって立候補して、票を集めて当選したので、ならばおふたりが仕事のできるようまわりが環境作りをしてあげる、というのは当然のコトだと考えている。ソレがおふたりに票を投じた人の声なのだから。シンプルな考えだ。
でもいろいろな考えや意見があるのも理解はできる。賛否があって当然だろう。ソレはソレで良いコトなんじゃないかとも思う。おそらくおふたりが当選して議員にならなければ、こういったコトが議論にすら上らなかっただろうから。ひょっとしたら表現は悪いカモしれないけど「おふたりの存在=問題提起」に、すでになってる。
たしかに半ば強引的、かつ力づくな感じがしないでもない。選挙→国会まで時間も無かった。でもソレはウラを返せば、今までそういった議論を積極的にしてこなかったから今こういった状況になって慌ててるとも言える。もっと積極的に議論をしていれば、ひょっとしたらおふたりは今回立候補する必要もなかったのカモしれない。でも議論が無いから、日常生活を送るのでさえ大変厳しい状態でも、当事者として立候補せざるを得なかったというコトだろう。当選する前から喧々囂々(けんけんごうごう。けんけん「がくがく」ではないらしい)すればよかったのだ。
あとおふたりを逆差別してるのでは、という声もあるようだ。でもおふたりは別に何も考えられないわけじゃなし、自分で考える意思ももちろんおありだろう。その気がなければ候補者として打診されただろうときに断るコトももちろんできたワケで、ソコで勇気を出して立候補した、立ち上がったというその行為=了承済みなワケで、差別にはあたらない。おそらく打診された段階ですべて話を聞いて納得・了承してるんだと思う。
たぶんおふたりは自分たちが良い意味でも悪い意味でも注目されるというのは十分理解されてるコトだろうと思うし、むしろソレを逆に利用してるというか(この点がハナモチならないから「否」の人がいるのだろう)そういったしたたかさも、おふたりの武器のひとつでもあるんじゃないかと思う。
この件については、世界的にも注目されたようだ。来年はパラリンピックが東京で行われるのだから、丁度良いではないか、という考え方もできる。現政権はうまいコト利用すればいいのでは?
今回の件がいずれ世間にフィードバックされればいいなとも思う。
ただやっぱりおふたりの身体的な負担を考えると、ネットなどで参加(?)できれば良いんだろうなとは思うが、、。まぁネットのセキュリティ的な問題がありそうだけど。