続・2017年のプロレス大賞から今後のプロレス(主に新日本)について。
しかし今年のベストバウトが1・4ドームのオカダ選手vsケニー選手てのはどうなんだろう、、。たしかにあの試合は凄かったし候補には当然あがるだろう。そのあとの再戦のフルタイムも。今までの時間の長い試合てのは休み休み、疲労困憊で攻撃するにも単発で、て感じで悪く言えばダラダラ続けてる感も否めなかったけど、そんな感じ全然無く2人とも動きまくってたからなー。でもだよ、でも今年の初めから約1年、あの試合を超える試合てなかったのかよ!てコトだよな。何やってたんだよ!てね。でもたしかにあの試合のほかに何か記憶に残ってる試合があるかというと、、無いんだよな特に。特にありません。
でまあソレはいいんだけど、ケニー選手はなんだか「海外担当」みたいになったのかなーと。だからUSベルトなんて新設したのも海外のファンを得ようという意味合いもあるんだろうなと。で、今年オカダ選手と2回試合やって、もうあの2つの試合を超えるような試合てのもなかなかムズかしいと思うんだよ。だからもうあんまりオカダ選手とも試合はしないんじゃないかなーと。てかそのつもりでまず2回やってからUSベルトで海外展開て流れだったのかな。
世界に展開するにはやはりいわゆる「ガイジンレスラー」が重要だと新日本が考えてるようで、今じゃ日本人レスラーと半々ぐらいの割合なんじゃないだろうか。ソレくらい外国人の選手が増えた。以前なら国内インディー団体の選手とかフリー選手の参戦が多かったけど、今はほとんど無い。フリーでも鈴木みのる選手とか固定された選手だけで他の日本人選手はほぼ参戦していない。かたや外国人選手はROHや元WWEやCMLLやイギリス方面(オスプレイ選手など)など積極的に使っている。コレは全て海外を見据えてというコトだろう。2018年のドームもメインのオカダ選手vs内藤選手以外はほぼ日本人選手vs外国人選手の試合だ。おそらく海外を意識したカードにしたのだろう。海外に人気のある外国選手(たとえばヤングバックス)と日本人選手(この場合対戦相手のYOH&SHOのロッポンギ3K)と試合を組むコトによって、日本人選手にも注目してもらうという、あまり良い表現ではないけど「抱き合わせ」的なカードが多いように思える。思えばロッキー・ロメロ選手をロッポンギ3Kの「監督」に据えたのも、海外の目を意識したのではないだろうか。そういう点からしても今後外国人選手と日本人選手のユニットというのも1つアイデアとしては良いカモしれない。ロスインゴに外国人選手が加入しても面白いのカモしれない(たまにルーシュ選手が来るが)。または相手として外国人選手が絡めばいいのだろうけど(ドラゴン・リー選手ぐらいだもんな)。
そんなコトから考えるにジェイ・ホワイト選手というのは、今度のドームの、しかもいきなり凱旋帰国一発目でインターコンチ戦で相手が棚橋選手というのは、コレは新日本が大きな期待を寄せてる表れでもあると思うんだけど、でもヒールとして売り出すようで(海外では(ROHだっけ?)ヒールで活躍してたらしいが)。あの顔立ちはどう見てもベビーフェイスなんじゃないかと思うんだけど。まぶたが下がってて。ただオカダ選手も三十路に突入したコトだし、そろそろオカダ選手より下の選手たちに頑張ってもらわないと、てのはあるだろうな。
誰かが抜け出してトップに絡むようにならないとな。