過去があるから今がある。石(意思)が積み重なってココにいる。
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『中村好文展 小屋においでよ!』を観にいった。その1

先週の金曜に2つの展示会を観にいってきやした。1つ目は『中村好文(よしふみ)展 小屋においでよ!』。
中村氏は建築家で家具デザインもされてる方。ワタクシは狭小住宅とか好きなんだけども、特にこの方の設計した家や家具のデザインが好きで。その好き具合を言葉で説明するのはムズかしいので「感覚的に好き」と言うしかない。大きい家も設計されてるんだけども、だいたいは小さめのコンパクトなサイズの家で、なんていうか、非常に機能的な建物の中にもソコココにユーモアとかユニークが散りばめられてて、そういうトコロがワタクシにとってはくすぐられる。今回は、その中村氏の「小屋」限定の展示会というコトで、乃木坂はTOTOビル3F・4Fのギャラリー・間(ま)に行ってきやした〜。

今回はあとで歩くので体力温存のために、最寄り駅の乃木坂駅にて下車。階段上がったら「なん〜かこのへん来たコトあるよな記憶が、、」。乃木坂下車は初めてだったんだけど、以前通り過ぎたコトがあるのかしらん?ま、いいや。「とにかく地図地図」と歩道に設置された地図を見て、メモしといた住所を照らし合わせて、、したら振り向いたらソコにそびえるビルジングがTOTOビルだった。この写真でいえば左の車道を挟んで建ってるビル。

早速ビルの中に入り、エレベーターで3Fへチン!

エレベーターの扉が開くと、受付嬢と鴨長明@方丈庵がお出迎え〜。受付嬢に撮影していいのか聞いたらOKだった!よく旅先にある、記念写真撮影用に顔のトコに自分の顔を出すパネルが。ただ「小屋的な建物のパイオニア鴨長明であり、この方丈庵である」という説明だけじゃ面白くないからな。中村氏の仕掛けというかね、サービスゴコロというか、こういうトコロにも表れる。

3Fは、中村氏による「小屋的」なモノを代表する人物の紹介。写真の小屋のような箱が7つある。

コレはル・コルビジェだね。他にも高村光太郎とかソローとか。

中に入ってみると、コルビジェの休暇小屋(キャバノン)のスライドネガが展示されてる。ワタクシはコレ好き。ちっとも肩身せまい感じじゃなくて、カラフルな小屋なんだよね。小屋だけじゃなくて、この建物のまわりの花々とか草木とかの自然の色具合とか、全体の中での佇まいとかが目に心地いい。生活を楽しんでる感じが伝わる。

コレは↑の詳細図。小さな小屋に生活のためのアイデアが詰まってて、そういう「工夫」は中村氏の建築にも見受けられる。

「小屋的」というくくりならこの人も入る?堀江謙一氏のヨット。

箱の中にはヨットの縮尺模型と(ザっと目測で6m×2mぐらいなのかな)左右にはヨットの船室内部を転写印刷したモノが貼られている。堀江さんには失礼カモしれないけど、ちょっと棺桶ぽくもあるんだよな(笑)コレで太平洋のど真ん中を漂ってるのて不安なんだろうなぁー。

この人は中村氏が師と仰ぐ猪谷六合雄(いがやくにお)氏の「小屋的」年表。とにかく小屋作ってるよね〜。
なーんかで最近雑誌かなんかで見たコトあったような気がするんだけど、年表後半の「ハウスカー」とか「トラベルカー」とかいうのはキャンピングカーなんだよたしか。記憶違いだったかな?まだ日本にキャンピングカーなんてなかった時にクルマを改造して作ってる。キャンピングカーの始祖ともいうべき人物。
その2へつづく。